PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

12: gadgets & tips

BA エグゼクティブクラブでの会員資格獲得と維持

COVID 明けで移動が盛んになってきましたが、国際線航空券価格は以前の水準まで戻りません。燃料費と物価高を疑う人が多いのですが、以前には普通に販売されていた格安の料金区分が現れないのが現実です。 日本発ではエコノミークラスで少しずつ出てくるよう…

イビス系ホテルのサブスクリプションが改善

アコーにはビジネスホテルに分類できる ibis, ibis styles, ibis budget という 3種のホテルがあります。アコーは顧客プログラム ALL の会員を対象に大陸中国を除くイビス系三ホテルの利用時にだけ有効な ibis BUSINESS という有料会員制度を持っていました…

JAL メタル会員が制度化

JAL マイレージバンクの FLY ON プログラムが変わります。今まで会員ランクの最上位はダイヤモンドステイタスでしたが、その上にメタルのランクが新設されます。正確には、「ダイヤモンドステイタスの中にダイヤモンドメタル特典が受けられる JMB 会員がいる…

フライングブルーの特典の改善

Flying Blue は上手に使えば有利なプログラムだと感じます。(24カ月以内にマイルに消費や搭乗による積算があれば)マイルに寿命がない点は JAL/ANA に比べて優れています。JALやANAではダイヤモンド(プレミア)会員か、ミリオンマイラーに許された特典が平…

A350 のファーストクラス(その2)

A350 のファーストクラス導入とその新キャビンのメディアリリースが、2月から3月にかけて相次ぎました。偶然の一致なのか、それとも何か必然性があったのか、私には分かりません。とにかく景気の良い話です。 本日は(その1)https://pechedenfer.hatenablog…

A350 のファーストクラス(その1)

航空会社のファーストクラスは、大量輸送時代到来と飛行機利用の大衆化によって現在のイメージが確立したと言えます。各社のサービスは自国文化の宣伝であり、採算性とは別の観点から最上級の客室が維持されていました。ところが米国から始まった航空輸送産…

改悪と値上げ

COVID で緩んだ会員基準や会員へのサービスオプションでしたが、旅客の復活を見据えて続々と改悪されそうな気がします。 エーゲ航空 Miles + Bonus では必要マイルが 2.92倍に 昨日のメールでお知らせ。 会員レベルを維持、アップグレードするために必要な規…

JGC・SFC の海外版(その4)

禁断の会員資格サブスクリプション United MileagePlus Delta SkyMiles American AAdvantage Hawaiian Airlines HawaiianMiles JetBlue TrueBlue Southwest Rapid Rewards の上級会員資格は、3月単位あるいは4月単位で購入できるようです。 Website Selling…

JGC・SFC の海外版(その3)

スターアライアンスのクレジットカード 発表時には航空連合のクレジットカードということで話題となりました。というのも、航空会社のクレジットカードは決済利用の0.5%~5%程度が、その顧客プログラムの 1 マイルに変換できますが、航空連合のクレジット…

JGC・SFC の海外版(その2)

航空会社が顧客相手に大々的に行う「上乗せサービス」のサブスクリプション。この「上乗せサービス」の要素を個別に見ると、ほとんどが上位キャビンのサービスパッケージに見つかるので、入会して年会費を払うと FFP 上級会員風の扱いになるわけです。特に J…

JGC・SFC の海外版(その1)

一定期間中、フライト利用時に様々な特典が受けられるという有償サービスは、多くの航空会社が展開しています。この種の商品はだいたいサービスのセットを前金で販売、利用回数不問が普通です。フライトを利用しないと無駄金を支払うことになります。代表例…

ルフトハンザ FRA ターミナル1セネターラウンジ

アンカレッジ経由北極ルートが華型だった頃、フランクフルトは (西)ドイツの空の玄関でした。当時はターミナル1しかなく、中央ビルの地上アクセス面の反対側に放射状に延びた4つのピアがあるのみ。左右のピアはコンコースの左右に、中央の2つのピアはサテ…

海外の航空会社プログラム (FFP) の利用

日本でマイルをためる人は、ほぼ100 %、JAL か ANA または両方の FFP を利用していると思います。海外かぶれに見える私ですら、JAL のマイルは常時貯めており、時々無料航空券に換えます。 JAL や ANA ばかりで飽きることもあると思います。そんな時は海外プ…

提携会社による上級会員向けサービス

AA と BA の大西洋 JV 航空会社の地球規模のグループ化は、三大航空連合に見ることができます。それに加えてメジャーキャリアは、特定の地域間輸送で JV を行うのが普通になっています。輸送量が大きい、競争が激しい路線で JV が組まれるのは納得できます。…

エーゲ航空:搭乗に伴う商品販売の案内

航空会社の仲介ビジネス 航空券を購入すると、旅行前にホテルの予約やレンタカーの予約の案内が届きますが、これはもちろん仲介することによるピンハネ。予約購入時に表示され、搭乗2週間前ぐらいに再度同じような案内があります。エーゲ航空は一月も前にメ…

コロナ禍一過で散発する大幅値上げ(その2)

世界中で顕在化している広範な値上げは、変な形で現れます。 スターアライアンスのクレジットカードの発行 すでに複数の著名ブログで記事になっていますが、航空連合のクレジットカードが小規模ながら実現したようです。シンガポール航空のサイトに紹介され…

コロナ禍一過で散発する大幅値上げ(その1)

最近のニュースを聞いていると、値上げ、あるいは同じことですが貨幣価値の低下がひしひしと感じられます。 日本国内を見ても、観光客に国境を開放したとたん、宿泊料金が上昇。11月の関西地方は 9月に予約した頃に比べ 5割以上上昇。それでも国際ホテルチェ…

米国では owエメラルドレベルの会員資格は 200万円/年の時代

デルタ航空スカイマイル MQD 改悪 COVID 騒ぎで会員の利用実績と受けられる優待とのバランスは、会員側に甘いものとなりました。運航が元に戻りそうな今、デルタ航空が上級会員資格の基準を厳しくしました。振り子の戻りだと勘ぐる方も多いことでしょう。し…

BA, JAL, ANA の優先搭乗プロセス

優先搭乗の実施法は、数年で変わります。プレミアムエコノミーの追加、ファーストクラスの廃止など、全社に関わるキャビンクラスの変更があったら、改訂しなくてはなりません。またクレジットカード会員特典にも、サービスの廃止や追加はよく起きます。こう…

アメリカ大手三社の優先搭乗プロセス

搭乗秩序の重要性 大型機にもなると定員500人を超えます。これだけの人数が短時間に狭い空間の指定位置に移動するのですから、秩序立てる方法が必要となります。航空会社は、 多人数の集中から生じる混乱の回避 運航定時性の確保 顧客満足度の向上 商品開発…

Velocity のステータスマッチは米系にならう?

ヴァージンオーストラリアがステータスマッチを実施中という話を少し前に記事にしました。 ヴァージンオーストラリアの Velocity でステータスマッチ - バス代わりの飛行機 このステータスマッチ、実施期間が明示されていないのが、会員資格提供キャンペーン…

ヴァージンオーストラリアの Velocity でステータスマッチ

オーストラリアの航空会社と言えば、日本ではカンタスとジェットスターばかり聞きます。直接就航しているのはこの2社だけなので仕方ありません。ところが、あのヴァージンも路線網を持っています。ANA と包括的な提携が始まろうとした時に COVID の疫病禍発…

国内線乗継ぎがあるなら、森伊蔵は合計12本まで

国際線を利用する時、持ち帰るアルコール飲料の免税枠を気にする人は多いと思います。一方、国内線で手荷物(預入、機内持込)にできる酒量に制限があることは軽視されがちです。 JAL の場合、「制限のあるお手荷物」として詳細が説明されています。 制限の…

今年も国内2社は上級会員へ大判振る舞い

ANA は1区画の搭乗当たり、1,000 pts というプレミアムポイントのボーナスを実施中です。 期間はほぼ 3カ月間。7月で終了です。フライトのパターンにもよりますが、国内線修行される方々は、2割程度フライトが少なくなるのではないでしょうか。ANA は150,…

外航の上級会員は試練の時

6月に入って日も長くなりましたね。対 COVID 体制はどう終息させるかだけの問題となり、昨年と比べると世の中はずいぶん明るくなりました。旅行熱にうなされている皆さんも多いことと思います。 航空会社も状況の終息に加え、攻めの体制をとるようになって…

ミシュラン2022年の発表

新しいミシュランガイド 3月22日16:30(日本時間 3月23日 0:30)、ミシュラン2022年版のレストランのリストが発表されました。本家フランスの赤ガイドです。今年の発表セレモニーはコニャックで行われました。生配信され、ビデオが残されています。 guide.m…

シンガポール航空の「機内食」到着

多くの通信販売は、発注から受取までの時間を過大に表記しますが、これは顧客都合を無視することによるコスト削減です。嘘をついて販売しているようなものですが、それほど問題視されていないようです。 とにかくずいぶん早く着きました。 新 batik 柄を紙…

シンガポール航空の「機内食」販売

国際線が飛ばなくなって、機内食の製造会社は甚大な影響を受けています。疫病禍なんてどうせ2、3年のこと。機内食ケータリングは、仕出しとしては特殊で大規模なので、会社を存続させておかないとビジネス復活の機が到来しても再開できません。これが航空…

クオリティオブザーバーの小改革

皆さんは航空会社の業務に協力しますか。オーバーブッキングで便変更に手を挙げるとか、アンケートへの回答は割合身近ですね。しかし現場の点検は、珍しいのではないでしょうか。 サービスの基本とは 航空会社のサービスでも、客が接する場所の清掃が行き届…

定時性2021

こういうのは驚きませんね 定時運航性では、日本の航空会社が優秀なのは当たり前という意識があります。常時トップでもありませんが、JAL も ANA も確かに良い順位を保っています。2021年の全世界ランキングでは ANA がトップ、JALが 2位です。ちなみに 3位…