Business Travellerに不穏なニュースを見つけました。MarcoPolo Clubでも上級会員になる基準に、支払金額の多寡を反映させる方法を検討中というのです。記事で参照されていたのが、4月から変わるBAのExecutiev Clubでした。その程度の穏やかな制度変更なら、大いにありうるので今後も要注目です。
私はやじ馬(=MarcoPolo Club非会員)ですが、比較的よく使う会社なので気になります。それにFFPの体質が変わると、影響を受けることは間違いありません。
さてDenpasar空港では、今年1月にオープンしたばかりラウンジ
が指定されますが、階段が未完成(=手すりがない+行き止まり)です。Liftで上がります。3rd partyの運営なので、写真の航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスの客しか使えません。これ以外にはoneworldのラウンジはないのでした。
あまり大きなラウンジではないので、出発が重なる午後にはかなり混んでいました。Baliのワインがありました。
トイレの奥に1つだけシャワーブースがあります。ガラス扉は個室と同じデザイン。どういう運用をしているのかは確認しませんでした。
蒸留酒はカウンターで注文します。缶飲料を自由に取れる冷蔵庫にビールが1種類だけ入っていました。食糧はCGKのラウンジの方が良い程度です。
それでもセキュリティ後にラウンジができたことは、朗報だと思います。この一画では、まだまだ工事が進行しているようですので、今後はこの種の施設が増えることでしょう。
ゲートは少し先。待合のためのシートは十分あります。いつの間にか雨が降ったようで、ずぶ濡れの機材。
乗ってみるとリージョナル。席は14Hでした。
隣の14Kはおとなしそうな女性でしたが、搭乗率50%ぐらいで、12H, 12K共に空いていたので、SPが挨拶に来た時、お願いして12Kに移りました。この香港人のSPはとてもおしゃべりでした。ちなみにISMはFilipina。この組合せは相性が良いようです。
出発予定時間(16:05)の15分前には、扉が閉じ、16:00に動き出しました。良い出発です。
ナッツは暖めてあります。オードブルには、さすがにそばは出てきません。
メインはまた仔羊にしました。品書きが往路のCX785とほとんど同じだったので、同じものが出ることを予想していましたが、だいぶ趣が違いました。
ケータリングがHKG発、DPS発で異なると言うことですね。
デザートは、切れ目が入った円形ケーキをワゴンに載せて周るという、とても良いパターン。こういう地上のレストランのようなプレゼンテーションで、食事の満足度が違ってきます。見惚れていて、ワゴンを写すのを忘れてしまいました。
予想通り、このチームのサービスはとても優秀でした。18:20には食事も済み、片付けも済み、日よけシールドが閉められました。
まだ半分飛んでいませんが、カリマンタンを超えるとすぐゴールのような錯覚がします。
その後は平和な飛行。インドネシア便のビジネスクラスは、前半分が給食、後半分が放置というパターンが完成しているようです。ほぼ2時間ずつになります。もちろんこれに離陸というプロローグと着陸というエピローグが加わります。
そのうち夕暮れになります。
往路のCX581便(CTS発HKG行)での乗換え案内と同様、MNLが出てきます。フィリピンからの労働者?フィリピンへの労働者?双方向とも観光需要は想像がつきません。
到着は、定刻より15分早い20:35。運航、サービス共に充実したチームでした。適度な型は安心感につながります。SPは型破りのおしゃべりでしたが…。