PECHEDENFERのブログ

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週末アジア旅行に適した便 (2)

続けます。往路復路にしてみました。

 

(3) シンガポール

 

物価は高いものの清潔なSingapore。モチーフが「東京とは違う先進国の大都市」という滞在になるでしょうか。

JALですと、往路に成田と羽田の選択ができます。

JL711:金曜日 NRT発18:10、SIN着00:35(+1)

JL035:土曜日 HND発00:05、SIN着06:15

JL037は羽田11:30発なので除外。復路は以下の羽田便が便利。

JL036:日曜日 SIN発21:50、HND着05:50(+1)

月曜日大幅遅刻してよいなら、

JL038:月曜日 SIN発01:50、HND着09:50

も使えます。滞在時間は39~49時間。普通の週末ですから十分な時間です。 JL035とJL036の組合せではたいてい普通料金しか出てきません。JL711とJL036の組合せは、12月の週末で56,100JPYという価格もありました。

 

ANAも同様な便を持っていますが、羽田便も0:00以前にあるのでJALより選択の幅が増えます。

NH801:金曜日 NRT発18:05、SIN着00:15(+1)

NH843:金曜日 HND発23:55、SIN着06:15(+1)

復路は羽田着の以下の便だけが使えるでしょう。

NH846:日曜日 SIN発22:15、HND着06:30(+1)

月曜日遅刻覚悟なら、成田便も利用できるかもしれません。

NH846:月曜日 SIN発00:35、NRT着08:45

滞在時間は40~48時間。JALと良い勝負です。往復羽田利用が便利です。12月の第1から第3週末を調べてみたのですが、最低で77,640JPY、多くは81,600JPYでした。SIN便は、JALより恒常的に高いのでしょうか。

 

圧倒的な強さを誇るシンガポール航空は、さらに便利です。往路は3便から選べます。

SQ011:金曜日 NRT発20:50、SIN着03:00(+1)

SQ635:金曜日 HND発22:55、SIN着05:00(+1)

SQ633:金曜日 HND発17:10、SIN着23:05

SQ011はLAXから飛んできた便です。到着時刻が「何だな」という気がします。とにかく滞在時間が欲しければ、SQ633。帰りは次の2便。

SQ638:日曜日 SIN発23:55、NRT着07:30(+1)

SQ636:日曜日 SIN発22:35、HND着06:35(+1)

これも羽田着が便利でしょうか。滞在時間は48時間程度です。12月の週末料金は最も安くて81,000JPYでした。10万円を超える運賃が良く出てきます。やはり「高級」でした。また常にNRTよりHNDが高いわけではありません。

 

なぜだかわかりませんが、JALは安いですね。JL711、JL035、JL038はSS6ですから、Sky Wider。ずいぶん得な気がします。

 しかし「機内ではインド映画だ!」という人なら、SQを選ぶと一往復では見られないほどの作品数が用意されているはずです。日本語以外の番組が目当てなら、何と言ってもSQ。

 

ANAはこれといって特長が見つからないのですが、大丈夫でしょうか。

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(4) マレーシア

 

東京からだと、Kuala Lumpurの方がSingaporeより若干遠くなります。時差は共に東京より1時間遅れ。香港と同じで、他のインドシナ半島の国々より1時間進んでいます。SINより物価が安い点は魅力です。

 JALは適当な時間帯に往路便を持っていません。マレーシア航空の成田便は2つともJALコードシェアしているので、これに搭乗する手もあります。

MH071:金曜日 NRT発21:40、KUL着04:05(+1)

これはJL7093便です。復路はJL運航便があります。

JL724:日曜日 KUL発22:50、NRT着07:05(+1)

この組合せで、12月の週末は57,220JPYという料金が出ています。SINとほとんど同じですね。滞在時間は42時間。

 

ANA

NH815:金曜日 NRT発17:15、KUL着23:55

NH816:日曜日 KUL発08:10、KUL着15:50

しかないので、週末滞在には向いていません。残念です。

 

マレーシア航空の夜便には、今年2回お世話になりました。

MH71:金曜日 NRT発21:40、KUL着04:05(+1)

MH88:日曜日 KUL発23:30、NRT着07:40(+1)

時間帯は言うことありません。43時間滞在できるので十分ですね。12月の運賃を調べてみたところ、89,720JPYでした。よくキャンペーンを行うので、40,000JPYぐらいの料金も出ています。その時を逃さず購入するのがコツだと思います。なおエコノミークラスは2-5-2の配置ですので、シート選択には注意が必要です。

 なお予算に余裕があればMHUpgradeを利用、適当な金額をビットしてビジネスクラスにアップグレードするというオプションも用意されています。

 

NRT-KUL間、HND-KUL間にはエアアジアXが就航しています。しかし

D7 523:金曜日 HND発23:45、KUL着06:10(+1)

D7 528:月曜日 KUL発00:45、NRT着08:45

が何とか使えるというところ。月曜日の到着が少し遅いのであまり気が進みませんが...。

 セールを行っていない時は、60,000JPYぐらいからあります。この料金は、JALより高いので要注意です。

 

KULもJALが有利となると、週末アジア旅行ではJALが強すぎて面白くありません。JAL派の方々には朗報ですが、ANA派には「ANA、もっとがんばれ」というのが本音でしょう。

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