シンガポールは30度超。多湿。ニッポンの夏のような気候。東京が寒いと言って逃げたのですが、着いたら着いたで暑いのでした。街が清潔、車が左側通行なのはわかりやすく、マンダリンで話しかけられることを除いては、滞在していて無理がない都市です。
東京ーシンガポール間はシンガポール航空(SQ)だけで毎日5往復あります。そんなに人の往来があることが不思議です。「みんな何しに行くの?何しに来るの?」という疑問はさておき、単純に便利なのは歓迎。今日はそんな世界ランキング常連の高級エアラインではなく、身近な中華航空。
チャンギ空港はTerminal 3、MRTの駅から登ると正面に中華航空のカウンターが並びます。便利で立派なのは慶賀の至りですが、本拠地の桃園より立派に見えるのは痛し痒しではないでしょうか。
この空港はとにかく清潔。床が光っています。
ラウンジ施設も数多くあります。誰でも有料で使えるラウンジや、カードで使えるラウンジも充実しています。そんな中、本日の指定ラウンジはこちら。
清潔で明るいということ以外は、取り立てて特徴がないラウンジです。建具は安物ですが、清掃や補修を徹底的にやるためか、立派に見えます。
チャンギはKuala Lumpurと同様、ゲートの直前にセキュリティがあります。搭乗予定のB2ゲートは、いくつかまとめてひとつの待合ホールで、セキュリティも共通。
この空港は大体そうですが、待合ホールが十分広く、シートも十分あり、ストレスが感じられません。写真は少し暗くなってしまいましたが、実際には明るいホール。
機材には適当なところで乗り込みます。来る時と同じA333。2-2-2のシート配列で6列36席がビジネスクラス。皮のシートは悪くありません。
10:25が出発予定時刻でしたが、10:22ドアクローズ。10:28プッシュバック、10:38離陸と、かなり優秀。10:48にはシートベルト着用のサインは消灯していました。
南の島。
離陸後のドリンクサービスは、いつもの袋菓子と共に出てきます。いつものパターン。
ワインはMosel Rieslingです。思ったよりRZは小さいようです。何杯も注いでくれます。
11:20には早々と昼食が始まります。
CIらしい、量がしっかりしている機内食。バターはOldenburger。Niedersachsenの海近くはまだ未踏の地。台湾では出回っているらしいことがわかりました。
サービスする方は、結構忙しかったに違いありません。まだそれほど飛んでいません。
昼食自体は、かなりゆっくりしていました。パンの追加、ワインの追加などで何回かクルーが回ってきます。パーサーは男性でしたが、よく働くチームでした。
デザートは別に出てきます。ソースで絵を描くのは、ビジネスクラスでもはやっていますが、これはとても無骨。給仕の個性が直接客に伝わるので、手間をかける価値があると思います。
この頃には、Ho-Chi-Minh市近くを飛んでいます。
12:15に昼食終了。1時間かけたランチ。良い時間配分です。
この後1,200 miles残っています。映画という気分でもなかったので、持ち込んだLe PointとFTを読んで過ごします。
AccorhotelsによるFairmont-Raffles-Swissôtelsの買収劇の記事がありましたが、新しい情報は得られません。
13:54に下降開始。風が強く、気流も悪く、揺れます。
到着はTerminal 1のA7ゲート。
桃園は雨です。ということは、明日あるいは明後日には東京も雨でしょう。冬の天気は西から変わります。
乗継ぎ便のCI106は、Terminal 2のA9ゲートから出ると掲示されます。このバグはいつまでたっても直りません。(Terminal 2のゲートはCまたはDから始まります。)赤字がおそらく変更を受けたゲートですが、ターミナルが連動して訂正されないようです。
一度だまされましたが、もう引っかかりません。