PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

フライングブルーの2016年の会員カード到着

先日メールが届いたことから予想できましたが、やはり発送されていました、新カード。いつもの通りEindhovenという、微妙な都市での投函です。

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個人ページはデザインが大きく変わったのですが、カードデザインは同じ。10周年を機に変えるということもありません。この送付状兼説明書の表紙デザインは、会員レベルごとに異なります。

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カードをはがすと、裏面が変わっていました。

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昨年までは、Flying BlueはAir FranceとKLMが創始し、以下の会社の共通プログラムでもあると書かれていたのですが、今年からはフラットにすべての会社を並べています。またTransaviaが加わり、Air Europeが抜けました。これはメンバーの入れ替えをそのまま反映しています。

 

3ツ折りにした送り状の内側には、Gold会員の特典が左ページ中ページは、会員レベルに関係なく、Flying Blueのマイルの使い方のいろいろ。

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”Menu À la Carte"(エコノミークラスの美食家向け特別食で追加料金12~28EUR)が、マイルで利用できるとは知りませんでした。

 右ページは、新しくなった個人ページやFlying Blue Storeの紹介などです。

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PCの画面に映っている会員例は、現Silver会員。今年Gold会員になるための資格マイルをすでに65%得ており、特典マイルの残高は66,450 milesとなっています。Platinum会員になるための9%の資格マイルしか得ていない私とは大違いの優等生。まだ3月上旬ですから。

 

カードデザインは変わらなかったのですが、荷物タグの裏側に模様ではなく絵が入りました。塩田のようですが、これは会員が撮影した写真にも見えます。

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Flying Blueには写真共有のサイトを持っており、現在140,000以上の写真が投稿されています。マイルの価値が低いとかいろいろ言われ放題言われていますが、会員組織として幅広い活動や優待が存在しています。スポーツを中心とした集いもあります。このFFPは、日頃から気にかけて利用するなら、とても良いプログラムだと思います。

 

カード表面の番号は、5,000ぐらいです。ゴールド会員だけで5,000人以上いるということを意味します。

 日本だけでゴールド会員が5,000人以上もいるとは到底思えません。一方、全世界でこの数字では小さすぎます。asia pacificの会員でしょうか。それでも非常に多いと思います。Flying Blueは、Air FranceとKLMの搭乗客がほとんどで、これらはもちろん欧州の会社だからです。

 

SkyTeamでは、FFP間の壁がoneworldほど低くないので、自分が利用する航空会社のFFPに入会することが重要になってきます。日本在住の旅行者の場合、ハブが使いやすいというメリットがある

・DeltaのSkyMiles

・China AirlinesのDynasty Flyer

・Korean AirのSKYPASS

などが候補になるでしょう。それ以外のFFPを使っている人は、よく渡航する場所の航空会社だとか、昔からの腐れ縁になっているとかなのでしょうね。Vietnam AirlinesのLotusmiles (旧Golden Lotus Plus)は結構見かけますが、これは仕事がらみでしょう。

 一時期、KLMは低料金というメリットがあったのですが、今はFinnair-BA-JALの共同運航事業が強敵ですし、中東経由も一般化して、欧州へ行く方法は多様化しています。AlitaliaのMille Migliaよりは、Flying Blueの方がメジャーだと信じていたのですが、それも自信が持てなくなってきました。Flying Blueの会員が、もっと増えないものかと思っています。