10月18日より成田ーマドリッド便を復活。何だったかの経済危機の際に日本から撤退して以来、18年ぶりに就航。その間に、
・ワンワールドへの加盟
・民営化
・英国航空との統合
と、すっかり会社は様変わりしてしまいました。この航空会社のプロフィールは、航空業界激動の時代を象徴するようです。
日本語のホームページもすでに出来ています。
週3往復です。夏時間(10月18日から10月29日まで)
IB6801 MAD発13:20ーNRT着09:35 (+1) 月水土
IB6800 NRT発11:20ーMAD着 18:20 火金日
冬時間(10月30日以降)
IB6801 MAD発12:20ーNRT着09:35 (+1) 月水土
IB6800 NRT発11:20ーMAD着 17:20 火金日
年末年始のお休みの時期に料金を調べてみました。マドリッド行き。
成田帰り。
やはり乗り継ぎのない自社直行便が安く、エコノミーで14万円、ビジネスで38万円ぐらいです。他にもBA, JLとの組合せやBAだけの予約も可能です。IBの成田便がそこそこ定着したら、BA, JL, IBの共同事業も可能になるかもしれません。IBは南米に多くの路線を持つという強みもありますが、乗った時からスペインというのは、分かりやすい違いでしょう。スペインらしさを演出してくるに決まっています。
今月のワインリストを積極的に公表しているように、スペインワインにも力を入れている様子。
スペインも寄せ集め国家なので、各州のバランスへの配慮なんか読み取れたら面白そうなんて考えてしまいます。
マドリッドはヨーロッパの主要都市の中で、東京から最も遠く、6,700 milesも離れています。これはNew Yorkの6,750 milesとほぼ同じで、人気がないとしたら遠すぎるからでしょう。欧州行きの乗継客はあまり望めず、アフリカ、南米、カナリヤ諸島などへどれだけ客が取れるかが大きな鍵になりそうです。カナリヤ諸島は日本ではなじみがないようですから、IBの東京直行便再開を機にスペイン政府観光局もキャンペーンをやると良いと思います。
これはヨーロッパの会社と言って良いのでしょうか。成田からも極東にしか就航していませんし...。