またもや夜行便。Singaporeからだと昼間の方が良いのですが、そうそうわがままも言っていられません。このホテル代の高い都市に宿泊する必要が出てきますから。そんなに暇でもありませんし。
Changiの無国籍風デコレーション。堂々としています。
ヨーロッパのアジア初心者が来やすい場所でしょう。シンガポールは。いろいろミックスされており、それが彼らには良く見えるはずです。おまけに清潔で、でたらめもありませんし...。
時間があるのでラウンジへ。Duty Freeの出入りを睥睨するように、これまた威風堂々。
しかし、スタアラゴールド+SQエコノミーの組み合わせで入室できるのは、この威圧感のある壁の向こうではありません。Krisflyer Gold Loungeという、ずっとカジュアルな空間。SilverKris Loungeは、SQのビジネスクラスかファーストクラスを利用する客専用ですから。念のため。Krisflyer Gold Loungeに居るビジネス客は、簡単に言うとあまり高価な航空券は買えない身分です。
携帯で大声で話をしているような連中は、自分盛りと同じ精神構造でしょう。Krisflyer Gold Loungeでは、よく見かける気がします。うるさいので、少々残念な点です。
SilverよりGoldの方が、安っぽいとかカジュアルだというのもわかりにくいところ。
そうは言うものの、中はコストをかけずにそれなりに工夫されおり、デッキもある一方、トイレ、シャワーなどはありません。飲料、食物は不満が出ない程度にはありますが、種類はそれほど多くありません。
ワインはエコノミークラスで出る赤と白が、1種類ずつ置いてあるだけです。
接続時間が長いと、確認してあるゲートが変更になる可能性が高いので、早めに切り上げる必要があります。 そもそもラウンジ滞在中に、羽田行がA14に変更になったという放送がありました。搭乗予定時間の20分前に出ます。ターミナルが変更になっていたら、さらに余裕を見ないといけません。この空港は結構大きいのです。
免税店は東南アジアの高級ショッピングセンターのモールのようです。
庶民の味方も、それなりに幅を利かせています。2階建てです。
特に物欲もないので、素通り。A14へひたすら歩きますが、途中気になる表示を見つけます。
偶然見つけたのですが、乗るべき羽田行がA12で出発することになっています。念のためアナウンスされていたA14に確認に行きます。すると日本人らしき人が大勢集まってはいるものの、上海行。
特に騒ぎ立てることもなく、A12に戻ります。もちろん人は集まっていません。
手前のベンチに腰掛けて、一人で待っていたら、また放送がありA12に変更になったことが告げられます。今度は日本語もありました。ほどなく、A14からぞろぞろ人が移動してきます。
後はいつもの通り。セキュリティチェックが時間通り開始され、ガラスで隔てられたトイレもない空間で搭乗を待ちます。そして搭乗時間になると、
1. ファーストおよびビジネスクラス、PPSクラブ会員
2. Krisflyer Gold, Star Alliance Gold会員
3. エコノミークラスの後方キャビン
4. エコノミークラスの前方キャビン
の順番で行儀よく搭乗することになります。現実には、1., 2., 3.までは、次々に間髪を入れずに呼ばれます。数分もかかりません。
待合室に早く入ってもやることがないというのも事実ですが、コンコースの喧騒がなく、落ち着いていて、私はここで待つ時間が好きです。
KULも同じように、コンコースへのアクセスにはセキュリティチェックがなく、2つゲートをまとめた待合室に入るときにセキュリティチェックがあり、その待合室には何もありません。これはマレー人の発想なのでしょうか。