PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

アリタリア搭乗後のお礼メール

搭乗後、5日ほどしてお礼メールが届きました。着陸したら、家に帰る前に自動生成メールが届いている時代に慣れてしまっているため、何とも妙な間を感じます。

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単なるお礼メールではなく、アンケート付です。アンケートだけ独立して行うより、協力する人が多いかもしれないと、リンクを開けます。

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英語を選択するに決まっています。誰がイタリア語なんか選ぶものですか。

 

無難な質問が並びます。

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便とキャビンの指定が来ます。

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これは、便とキャビンごとに質問内容を変えているためです。

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Alitaliaは、最近ビジネスクラス機内食サービスの方法を変えたようです。注文を基本とし、客の好きな時間に食べられるようにしたとあります。レストラン並みの気合が必要だったのは理由があったわけです。以前は料理を載せたワゴンで通路を回り、客は現物を見て、取り分けてもらっていました。

 注文をしっかりとるシステムになると、イタリア人従業員は自然とレストランの給仕のようになってしまいます。そう振る舞うしかないのでした。一品一品の説明も丁寧で、客がどういう嗜好をしているか見極めようと努力していました。乗務員との会話を楽しむのには、現在のシステムの方が遙かに優れています。

 ただしイタリア語も英語も不自由で、「pasta? risotto?(もちろんイタリア語)」とか「fish? meat?(たぶん英語のつもり)」となってしまい、それに答えるのもやや困難という方を今回の搭乗でも見かけました。この客には、古いワゴンサービスの方が遙かに優れています。見ていてかわいそうに思いました。

 イタリア人も生まれながらにして優れた給仕。その部分が楽しめないと、このキャビンの魅力は半減します。他の優れたborn waiterは、もちろんフランス人。

 

このアンケート以外に機内アンケートもあるのですが、質問が重複しています。利用客アンケート、過渡期にあるのか、それとも今後も並列するのかよくわかりません。

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ちなみにこのボールペンは2種類あります。これは赤が基調ですが、緑基調のペンも存在します。新しい制服では、緑のユニフォームに赤の小物、赤のユニフォームに緑の小物ですから、一貫してこだわっています。2本そろえてeBayに出品したら、いくらぐらいで落としてもらえるでしょうか。