PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

CX582:HKG-CTS ビジネス

Le bout du monde

香港国際空港のターミナル1は、68番ゲートから出発。ご存知のとおり、ターミナルの端。他の場所は中央部に動く歩道があるのですが、建物の端だけは無く、広々としています。ただし天井は端に向かって低くなり、地の果てのような感じになります。

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この空間が混むのは、よほどのことでしょう。これはメリット。今日の便はそもそも空いています。キャセイの乗務員は、空いているとやる気をなくす人が多いので、これは良し悪しです。

 

何とか今日の機材が見えます。

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乗客が少ないので、優先搭乗もやる気があるのか無いのか、ぼんやりした案内です。Pechedenferも眠気で頭がぼんやりしています。

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L'Épître aux Philippines

搭乗案内がメールで届き、その時にシート番号を確認して、機材がCirrusになったことが判明しました。予約時の座席指定は、本当に当てになりません。機材変更、運休、何でもありのキャセイパシフィック。ただしフォローを上手にして、客が不満を鬱積されることはなく、むしろハプニングを楽しめる方向へ持っていけるのは見事。

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 中央の2席の前の「壁」には花生けがありますが、本日は生花が飾ってありました。

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やれば出来るじゃないの、キャセイと思いましたが、見る人が少ないのは惜しいことです。とにかくキャビンがガラガラ。HKGへの戻りが混んでいるのでしょうか。

 

ウェルカムドリンクは、りんごジュース、オレンジジュース、水からの選択。アルコールはありません。これはりんごジュース。

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ブランド改革で、アルコールのサービスを再考したようです。この便ではアルコールは積んであったと思いますが、サービスとして表に出てくることはありませんでした。

 

SPはFilipinaでしたが、個別挨拶がありました。さらにこの方がずっとサービスを担当してくれました。明るいというより落ち着きがあって、キャセイにしては上品なサービス。ずっと名前を呼んでのサービスでした。あまりそう思われていませんが、こうした上質な接待が出来るフィリピン女性は多いのでした。

 7:55定刻に対して、7:50にドアクローズ。8:05にはさっさと離陸していました。セーフティビデオは、一種類に統一されたようです。

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機内食は朝食が一回。

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温菜は、ちゃんと洋中和から選択になっています。このメニューにはワインリストはありません。

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HKGへの戻りがあるから積んでいるはずですが、そこまでして飲むものでもありません。朝から飲んでいるなんて、フランスのワイン産地によくいるアル中の年金生活者を想起してしまいます。素朴でいい人ばかりですが...。

 

ということで、コーヒーを。

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朝食でも昼食でも夕食でも、同じなのは第1フェーズで、パン以外に選択の余地がないこと。

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パンは3種から選べます。mini-baguetteと言っていましたが、それをもらいます。これがとんでもない代物でした。温かい状態で提供するために加熱、底の部分が乾いています。上半分は水分を吸って柔らかくなっています。パンを破壊するようなことをわざわざ行っているのでした。中華風には、温まっていることが重要なのでしょう。こういう状態でも甘受できるのかもしれません。文化の違いです。

 

一方、フルーツでMyrtillesはやや珍しいでしょうか。

 

あとはヨーグルトで締め。ヨーグルトはカップに入った市販のもの。ふらふらとまた同じMyrtillesを選んでしまったようです。眠かったので、なぜこんなことになったのかよくわかりません。

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メインは中華。今回の往復4搭乗では、全て中華を選んでいます。無難で冒険のない選択。

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この裏を見ると、鳴海。カタール航空と同類のキャセイパシフィック。

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Studio CX

一時間もかからない朝食。フライト時間は4時間を超えますから、かなり時間があります。まずはトイレに。

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驚いたことに生花が活けてあります。往路の香港便やデンパサール便は、あれは何だったんだと口走ってしまいました。やはり普通に挿すのが正解。花なんて誰が活けてもそれなりに面白いのですから。

 

その後、珍しく映画に行ってみます。

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このシステムはタッチ式スクリーンで、操作性も良好。ただし内容はそれほど多くなく、複雑でもありません。

 ノイズキャンセリングヘッドフォンを持参したのですが、音声出力がなく、利用できません。備え付けのヘッドフォンで十分楽しめたので、不満はありません。ヘッドフォンの持参は、エコノミークラスの時は重要。Cirrusの時は荷物になるだけ無駄と記憶しておきます。

 

このシーンが撮りたいがために、シナリオを描いたのではないかと思われる映画でした。念のためですが、裸馬にまたがっています。Allocinéの評価はむちゃくちゃ悪いというほどではありませんが、下品。

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これを見終わったら、もう中国地方上空にいました。

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終わりまで見ることは不可能な2本目に行きます。よく見かける人たちが登場。キャビンは古いタイプ。

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La terre du nord

半分も終わらないうちに北海道。

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畑ばかり見えますが、Île de Franceとはどこか違います。何がどう違うか説明は簡単ではありません。

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こんな風景を目にしたら、もう着陸はすぐ。今日も非常にスムーズな着陸でした。

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国際線ターミナルは66番ゲートに到着。建物真ん中のゲートですが、小さな建物なので、メリットは大きくありません。隣は中華航空。15:00発のCI131でしょうか。

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とにかく小さなターミナル。発着が混むわけでもなく、この便についていえば、搭乗率も低いので、入国は素早く済みます。

 

今日は、この方がお迎え。

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この像を見ると、日本に帰ってきたなぁとしみじみ感じます、なんてことは絶対ありませんから。