バリに行く時、タイ航空を利用すると、東京ーバンコク間の機内泊かバンコク泊が必要です。行き帰り両方ともです。バンコクは香港より宿泊が安く、ARL、MRT、BTSが動いている時間帯(6:00-24:00)なら、移動も金がかからないので、空港に泊まる必要性は低くなります。ただし空港から徒歩で行けるNovotelは、結構な値段がします。
今回のように接続時間が12時間もある場合、ホテルを使うのが適当ですが、滞在時間はせいぜい6~7時間になります。
Suvarnabhumiの朝
ホテルの話は省略して、朝。TG431は朝9:35発なので、7時過ぎで十分間に合います。空港は混雑していないものの、十分賑わっているというレベル。
タイ航空は多くの場所を占めています。ビジネスクラス客とファーストクラスは、出発ホールの端にカウンターがずらりと並びます。ソファーつきのスペースです。
そのスペースから空港職員と見られるタイのおばさま3人出てきます。
チェックインを済ませると専用のセキュリティ、出国審査を通り、すぐにこの場所。素早く、ストレスフリー。シルクのように滑らか、タイ航空。
今日はこの目の前のラウンジではなく、ピアCにあるRoyal Silk Loungeへ行くことにしました。出発がC6ゲートだからです。*G客でも使えるので、乗継客で混雑しているかと思ったのですが、このとおり。
ガラガラでした。ノースリーブのワンピが似合っているタイのおばさまが、豪快に何やら口に運んでいます。
このラウンジのインテリアには、特に何の印象もありません。飲食物も出国後すぐにあるRoyal Silk Loungeと同じだと思います。
粥など、特徴あるものがよろしいようです。朝からビールを飲んでいるアメリカ人がいました。
ラウンジからの眺め。通路にいる時より、よりチューブらしく見えます。
ラウンジを出て、このエスカレーターを昇り切った付近から同じ方向を臨むとこんな感じになります。大分表情が違います。
B777-300
乗り遅れない程度にC6へ向かいます。
タイ航空は、スターアライアンス5つ星のひとつ。何だか誇らしいことですが、B777では、こめかみに青筋を立てて怒っているように見えます。
中は古い2-3-2のシート配置。前後の間隔が広いシートです。マガジンラックが遠くて、シートベルトをしていると手が届かないのでした。
タイのおばさま乗務員が遠景に見えます。タイもおばさまが多い国ですね。これは女性の社会参加が進んでいるということを意味します。
ところでタイ航空では、この髪型をしている「妙齢の」乗務員が多いのですが、この国で流行っているのでしょうか。垢抜けた感じはしません。
キャセイのリージョナルと同様、中央席は少し窮屈でしょう。前後の間隔ははるかに大きいので、隣に気兼ねなく通路に出られます。
ワインにナッツに情報収集
ウェルカムドリンクにはChampagneを。グラスは普通のビジネスクラス。中身は昨夜のTG677と同じVeuve-Clicquot。
面白いカクテルテーブルですが、真ん中より右側の部分は、収納型のテーブル。隣のシート用にも、左手の肘置きにあります。ドアクローズは定刻ちょうどの9:35。その3分後には動き始めました。
隣にはタイのおばさまがいたのですが、ドアクローズと共に、別の空いている席へ移動しました。楽なフライトとなりました。
一応、安全のしおりに目を通します。
BKK-DPSは1,822 miles。4時間のフライトとなります。東京ー香港間とほぼ同じです。昼のフライトなら、フラットにする必要は感じない距離です。
すぐにシートベルト着用のサインは消えます。するとナッツですね。当然皿に載って出てきます。何故かアーモンドだけです。昨日からVeuve-Clicquotばかりなので、赤ワインにしてしまいました。
Bourgogneのpinot noirです。
このフライトには、フランスの雑誌が搭載されていました。不思議と言えば、不思議。
9月だからFoire aux vinsの特集もあります。多くの週刊誌で毎年特集を組んだり、別冊を発刊したりしますが、Paris Matchでも折込み特集があるとは、思いもよりませんでした。
G. H. Mummの特別ブレンド34€がお勧めですと。Casinoは9月2-17日がFoire aux vinsの期間。
Philipponnat Royale Réserve Brut, 27€90がお勧めとあるMonoprixの販売期間は、9月7-25日でした。いろいろと他にもBettaneとDesseauveのお勧めワインが出ていました。Foire aux vinsの期間、フランス中で御買い得なので、もし行くことがあれば逃すべからずというところです。小売業者によって期間が違います。一覧を見つけました。
国際線はいろいろな情報収集ができます。