Aeroflotの搭乗記が長くなり、ようやくパリに到着。フランスつながりで、Flying Blueの話題を。
きちんと挨拶しよう
メールが届きました。ゴールド会員維持のお知らせです。9月30日付けですから、マイルの記録でGoldに到達して、1週間以内です。死ぬほど挨拶が好きな国の面目躍如と言ったところ。
この挨拶文で数字を出すのは、少々はしたないので、テンプレートは変更した方が良いと思います。どうせ、その下に数字を確認できるイラストをつけているのですから。
このイラストもテンプレートです。年末が近づくと、ゴールド会員更新基準に達していない人には、右側の金環の中に、Gold(現在)XX %(までマイル加算済み)という数字が入って急かされます。
メールに添付されたイラストでは、2017年のレベルマイルがすでに7,xxx milesあり、そこからスタートできることをアナウンス。会員ならすぐ思い出すように、簡潔にFlying Blueの制度を解説しています。
11月のメールを予想
年末が近づいて来ると、同様のイラストが届くと思います。ただし、金環は黒環になっており、"Gold 100%"ではなく、"Platinum XX%"となっているはずです。しかし、個人的にはそれで踊らされることはありません。
プラチナ会員になると、次の年SkyTeamに搭乗がなくても、翌々年はゴールド会員です。翌年搭乗の予定があっても、70,000 milesに届かない場合、翌々年ゴールド会員になります。この差は小さいようで、大きいのです。
私が理解しているFlying Blueの仕組みに沿って、2017年に10,001~40,000 miles搭乗を果たす場合をシミュレーションします。
cas 1:今年、ぎりぎりでプラチナ会員に達する場合
2016年70,000 miles獲得
⇒ 2017年プラチナ会員、当初マイルは0 miles
⇒ 2017年末のレベルマイルが10,001~40,000 miles
⇒ 2018年ゴールド会員、当初マイルは0 miles
cas 2:今年、ぎりぎりでプラチナ会員を逃す場合
2016年69,999 miles獲得
⇒ 2017年ゴールド会員、当初マイルは29,999 miles
⇒ 2017年末のレベルマイルが10,001~40,000 miles
⇒ 2018年ゴールド会員、当初マイルは0~29,999 miles
となります。2019年もゴールド会員になりたければ、第一のケースは、第二のケースに比べ不利です。余裕がなくなります。つまり、
・ゴールド会員以上を今後何年か続けるつもり
・プラチナ会員に固執するわけではない
場合は、あまり搭乗しすぎない方が良いという奇妙なことになっています。
こういう会員は多いと思います。ゴールド会員以上がSkyTeam Elite Plusで、AF-KLM利用する場合以外は差がありません。AF-KLMの利用時でも、公表されている会員特典は、あまり違わないような気がします。デメリットもあるのに、わざわざプラチナ会員になる気が起こるか?という問題は、Flying Blue側も気が付いていて、プラチナ会員にはさらにサービスを充実させる旨、発表しています。それはどんなものになるのでしょうか。
フライングブルーのレベルマイル持ち越しの制度は、上級会員を続ける場合、とても便利です。しかし、多年の継続を考えるとよく理解できない面があります。