PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

アエロフロートのお持ち帰り品

アメニティ

長距離のアメニティと中距離のアメニティで差をつけているようでした。長距離用はFerragamoのバッグ

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中身は、真中から時計回りにらせん状に(パリの区の番号のように)

・靴べら、Aeroflot印

・くし、Aeroflot印

・歯ブラシ、ブラシ部分のケースつき

・スリッパ、折りたたんである

アイマスク、Aeroflot印

・ボールペン、Aeroflot印

・歯磨きペースト

TUSCAN SOUL, bianco di carrara, リップバーム

TUSCAN SOUL, bianco di carrara, ボディローション

Ferragamo

です。赤紫色の部分がFerragamo製品。Ferragamoは、もともと靴屋ですがね。

 フレグランスはありませんが、必要にして十分というところです。歯磨きペーストは20 mL (25 g)と、10回分はあります。

 

一方、中距離用はAeroflot特製のナイロンバッグ。

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 中身は、

・靴べら、Aeroflot特製

・スリッパ、折りたたみ

・ボールペン、Aeroflot特製

・くし、Aeroflot特製

アイマスク、Aeroflot特製

です。Aeroflot特製品は、長距離用のアメニティに比べ、色が少しずつ薄いのでした。化粧品と歯磨きキットが無い分、簡単になっています。

 

意外とボールペンは重宝します。機内で入国関係の書類配布は普通ですが、ペンを持っていないことがあります。客室乗務員に言えば借りられますが、スマートではありません。

 

Aeroflotのアメニティは、過剰にならず、簡単すぎず、なかなか良いのではないでしょうか。

 

ご意見をお寄せくださいフォーム

表と裏です。モスクワSVO空港にも置いてあります。

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機内でも、意見を募集していて、手を挙げるとこの紙を渡されます。ボールペンはもらえませんが、アメニティに入っています。帰宅してから、電子メール誘導サイトで入力するより、アナログ式の方が心が伝わって良い気がします。

 

当然、好意的な意見を書いてクルーに渡しました。

 で、2週間もすると返事が届きました。残念ながら電子メール。しかもフォームがあり、ほとんどすべての意見に対して同じメールを送っているようでした。ここが手作りだと、抜群に印象が良くなります。返事がある点で水準には達していますが、もう一歩踏み込んでほしいところです。

 

Aeroflot Bonusの案内

Aeroflotのマイレージプログラム、Aeroflot Bonusの入会案内です。あちこちで見かけますが、搭乗券の裏側を一面使っています。搭乗券は、この用紙が一般的なようです。

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残念なことにロシア語だけ。ロシア人会員を増やすのが、目下の課題ということなのでしょうか。

 

チョコレート・お茶・ミネラルウォーター

チョコレートはデザートの後に出ます。持ち帰りもOKでしょう。食品関係では、茶葉がもらえます。これはどう考えてもおみやげ。

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写真手前が日本緑茶、奥が中国緑茶です。モスクワ-パリ間でしか配布されません。oriental, exotique, ...という古臭いイメージをさりげなく持ち出し、東洋とのつながりを何となく印象付ける効果を狙っていると思われます。国土が広いという示威にもつながります。機内に空のティーバッグとか、出汁用の袋を持ち込んで、クルーにお湯をもらって淹れることも可能かもしれません。

 ミネラルウォーターは、エコノミー症候群の予防用。250 mlの小さなボトルでした。ロシアのミネラルウォーターは珍しいので、飲まずに機内に残すのはもったいないと思います。

 

Aeroflotの搭乗では、マニア垂涎のアイテムが揃います...って、マニアなんていますかね。