PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH797:BKK-KUL ビジネスクラス(その2)

Willkommen an Bord

いつものB737-800。しかし細部が機材によって違います。今日は足置きも個人モニターも付いているシート。しかし1D, 1Fのシートは、壁までの距離がやや短いのでした。足が余裕で届きます。

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ゴミが落ちているけれど、気にしない、気にしない。

 

機長直々に、Galaxy Note 7に対する注意があります。

 

窓の外には、どこかへ飛び去るだろうANAB787ではなくB777-200なので、おそらくタービンブレードが脱落することもなく、無事に消えてくれます。

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予定時刻ちょうどの6:00にドアクローズ。2分後には、じりじり後向きに動きます。離陸までが、安全デモの可能時間。朝は空いているので、余裕がありません。6:10には離陸していましたから。

 

室内は、照明を落として真っ暗。いつものビデオ。

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滑走路のポジションに向かう途中、再び先ほどのANAを見ます。逆側からですが、夜がだんだん明けてきました。明日の太陽はANAから昇るなんて、おべんちゃらは言いません。

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遠くにJALも駐機していました。共に早朝便があります。午後の遅くない時刻に到着するはずです。

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Abflug

早朝もいいところなので、混んでいるはずがありません。殆ど最短時間で離陸します。滑走路に入るカーブで停止も徐行もしないB737は、初めてです。朝は海風のようで、そのまま南にまっすぐ進みます。すぐに海岸線。滑走路の端から15 kmも行けば、海ですから。

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もちろんチャオプラヤ川河口です。

 

空からだと、Suvarnabhumi空港が二重掘で防御されていることがすぐわかります。日本の城のようです。設計の思想や、保安、治安などの効果などについて調べてみたいと思っています。

 

太陽が昇ってきて、海と陸が見分けにくくなります。

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Speise & Getränke

750 milesと短距離なので、サービスはてきぱきと。離陸のための滑走開始15分後には、朝食開始です。オムレツを食べる気にもなれず、Chickenを頼むとそことなく、マレー風のカレーが到着。

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コメはタイ米でしょう。安くて高品質、タイのお米。朝食は平穏に過ぎ、20分間で片付けに移りました。

 

H. K.

香港の略称のようですが、創業者Hermann Krullの頭文字です。Acca Kappaと発音します。こんなゲルマン、ゲルマンした名前で、アッカ・カッパ?あか抜けてしまって、田舎に帰ったらモテまくるか、金貸せと絡まれるぞというレベル。

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イタリアの「老舗」。化粧室に備付けられる化粧品です。生花も得点が高いのですが、Acca Kappaはなかなか。フレグランスは、Green Mandrinで、分かりやすく熱帯雨林気候向け。

 使い捨て歯ブラシと使い捨てレザーがありました。飛行中での髭剃りは、飛行中のシャワーより危険だと思います。

 

die Halbinsel

すぐにマレー半島上空。川が蛇行しています。ということは、それほど峻険で山がちという訳ではないようです。

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マレーシア入国のビデオが上映されます。以前の少年少女が案内する作品から、白人女性の一人旅になりました。

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空港が見えますが、これは到着予定の空港ではありません。滑走路が3本あって、ずっと立派なはずです。

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遠景に島々が見えますが、これら(Palau Klangなど)が見えると、Kuala Lumpurが近いと感じます。

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特徴的な都市開発を行うマレーシア。大型の人造湖と共に整備した行政機関の集中地域。Putrajayaというようですが、一度訪ねてみたいものです。

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やがて着陸すべき空港が見えてきます。白くて大きい建物は、KLIA2。LCC用ターミナルです。何と言ってもKLIAは、エアアジアの本拠地ですから。MHよりずっと元気なこともあり、空港でも立派な建物が当てがわれています。

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まだまだ拡張の余地がある空港です。

 

ところでこの空港、普通は南東側から着陸します。通り過ぎてからUターンですね。

 

Ankuft

9:03に着陸。

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A380が2機駐機しています。サテライトターミナル近くです。

 

到着はKLIA本館、ゲートH6。(アッカ・セイなんて言ったら、悪乗りです。)9:12と、ほぼ予定通り。

 MHの単通路旅客機は、すべてB737-800です。このターミナルは、短中距離便に使われ、この機材ばかり集まります。

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餌場で仲良く餌をつっつく鶏をいつも連想します。