AccorhotelsのLe Clubの会員レベルは、1月1日になったとたん変化がありました。
いつものように日付の変更は、パリ時間で行われます。プラチナからゴールドへの没落です。
1月1日の時点であと41泊でプラチナなんて、基準が全くわかりませんが、レベル落ちに異議を唱えるほどのものでもありません。本当に19泊から、2017年の宿泊数カウンターがスタートするのですか?それなら2018年のゴールド会員は楽勝。
このチェーンのホテルは使っていて、時々ほっとすることがあります。これは価格では測れない良いところ。
このカードが部屋に置いてあるなら、何てことありません。しかし、わざわざ届けてくれたものです。この日は従業員の配置に無理があったようで、てんてこ舞いな様子が伝わってきました。カードは清掃時に間に合わなかったのでしょう。それを律儀に持ってくるところが泣けます。一方、書かれている内容は抜けています。季節柄、nice stayではなく、別の語句が並ぶべきところでした。律儀さと間抜けなところが混在していていて、人間的。アコーは巨大チェーンですが、こういう性格は共通しています。
今年から上級会員への資格ポイントが設けられ、支払金額制に変わります。ゴールド会員になるためには2,800 EURの利用、プラチナなら5,600 EURの利用が必要です。一方、宿泊数での会員資格到達には変化はありません。ゴールド30泊、プラチナ60泊です。
リゾート滞在で散財すれば、ゴールドぐらいはすぐに到達します。1日4万円 x 8日ぐらいですから。一方、出張でせっせ、せっせとIbisに宿泊する会員なら、30泊は難しくありません。これらの旅のスタイルは両極端ですが、その中間はダメという制度。上手く機能するのでしょうか。
資格落ちという幸先の悪いスタートを切った2017年。Le Clubに限らず、旅行関連の活動は縮小へ向う気がします。
1月6日追記
上級会員制度の変更に伴い、個人アカウントに混乱が生じているようです。とりあえず1月1日時とは変わり、ステータスポイントが表示されるようになりました。ログインすると、こんな画面に。
まだ宿泊していないのに、ステータスポイントが加算されているのは良しとしましょう。しかし、1536泊というのは、何ですか?この画面の表示だと、会員資格にカウントされる宿泊数、つまり2017年1月1日から今まで泊まった数。今年がまだ6日しかたっていないのに、1536泊。新制度でも年間60泊でプラチナ会員なので、既にクリア。実際のところ、イラストでは宿泊数でプラチナ会員に到達してしまっています。
パッと目には、ゴールド会員がプラチナ会員基準を満たす宿泊を行った直後の様子です。この後、色やら表示やらが変わる直前という状態。
派手なバグです。この後どうなるのでしょうか。こういうのこそ「お楽しみに」ですね。
1月7日追記
同じページが変化していました。
今年はまだ泊まっていませんが、これがもっとも間違いが小さく許容範囲です。破綻したままだったら、面白かったのにと思います。