PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

A3 901:LCA-ATH エコノミー(その2)

搭乗はバスで

キプロスみたいに実体と形式が解離する国では、出入りする人間をいちいち手作業で確認する必要があります。「そこ通ったら、次こっち。はい、さっさと乗る。」みたいなワケには行きません。いちいちチェックするためにバス移動となります。

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夜は明けていません。太陽が沈むことのない帝国は、夜の明けることがない帝国でした。イギリスの版図にあった地域では、常にどこかで深刻な紛争や膠着状態を抱えていますね。

 

この移動階段は何機あるのでしょう。

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入口では、女性客室乗務員が待ち構えています。grenade(ざくろ?)を配っているところが大晦日スペシャル。ギリシャの聖シルベスターは、grenadeを贈る習慣があるのでしょうか。いずれにしてもキリスト教世界で、間違いありません。

 

南の早朝フライト

定刻5:40で、5:32には" Boarding completed!" この便のチェックインに間に合った客は、朝早すぎて疲れているので、早く座りたかったのでしょう。時間より3分速い出発。離陸で待たされるはずがなく、5:50には空の上。

 

機内は夜の雰囲気。寝始める客ばかりです。ギリシャ語が圧倒的で、観光輸送というより地域輸送。

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安全のビデオ別バージョン。一部の出演者は同じ。こういうビデオ作りに参加した社員は、その後どんな感じなのでしょう。乗務するフライトで自分が出演するビデオが使われたら、乗客の人気者になるのでは?

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安全のビデオの後は、TV番組を流したりはせず、ギリシャの観光ビデオを延々と見せられます。ビデオ自体は、美しく出来ています。

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朝食と朝のケーキ

1時間35分のフライトですから、さっさと機内食。寝る方が大切な客も多いのですが、数は乗客人数分搭載しているのでしょうか?無駄が多すぎると、お節介なことを考えてしまいます。

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行きと同じ紙ケース。中身は全然違いました。

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炭水化物と油が多い国です。カロリー過多の黄金パターン。揚げパスタとか揚げパンが、所得が大きくない国や地域で増えていますが、昔からやっているギリシャでは油の含有量は少な目です。

 

ビデオは続きます。知らない地名が次々現れます。

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機内食のすぐ後には、スパークリングワインを右手に、大きなケーキを左手にした客室乗務員が後方へ向っていきました。ハネムーンフライトなのでしょう。こんな朝早い、しかも近距離フライトです。エーゲ航空はなかなかやります。

 

やがてMiles+Bonusの宣伝ビデオも。グラフィクスが面白かったのですが、どこかで公開されていないでしょうか。

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あっという間のフライト。世界の首都アテネに向けて降下開始。

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珍しく揺れが少なく、着陸は7:17。ほぼ時間通り。

 

不思議な運用の止むに止まれぬ事情

搭乗橋そばに停機して沖留め。訳のわからない扱いです。これは入国審査手続きが必要なためでしょう。空港の構造上しかたありません。アテネに来る時は覚えておいて良さそうです。

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この機材の次のフライトでは、搭乗橋を使って搭乗が行われるはずです。

 

夜がすっかり明けている中、タラップを降りているように見えますが、これは自動露出のため。シャトルバスの中からとった東側の風景。

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エーゲ海の夜明けです。