Air & Cosmos, Air Info, Le Journal de l'Aviationなどの報道によります。内部の様子は、以下の記事に多数の写真が出ています。
Akbar Al Baker inaugure le nouveau salon de Qatar Airways à Paris CDG
2016年12月17日、Paris Charles de Gaulle空港の第1ターミナルに新しいラウンジがオープンしました。1,000 m2の規模、200席でファーストクラスとビジネスクラスの客を迎えます。バー、ブラスリー、礼拝所、Macintosh、シャワー、wifiのサービスを備えます。2つの屋外テラスもあり、遠景にパリを臨みます。エッフェル塔も見えるとのこと。
開所のセレモニーは、1月12日、Akbar Al Baker社長が来て挙行されました。それだけ特別な施設と言うことです。Qatar Airwaysはフランス路線の拡充を考えていて、2017年7月4日からDoha-Nice便を、B787-9によって週4回運航します。他にもLyonへの週5回の就航も検討されています。ただしすべてが一度に実施されるわけではないとのこと。
まだQatar Airwaysのサイトにも、oneworldのサイトにもこのラウンジは紹介されていません。検索でも表示されません。
この新ラウンジはおそらく、LondonやDubaiのPremium Loungeと同じ扱いになります。つまりQatar Airways(とoneworld航空会社)のBusiness ClassとFirst Classの旅客のみ入室可能で、oneworldエメラルドとサファイアは不可、ゲストの招待不可という運用になっていそうです。なお第1ターミナルを利用するoneworldの航空会社は、
Qatar Airways
LATAM
(SriLankan, Malaysiaなどのコードシェア便 )
です。第1ターミナルでは、あの古いAir Franceのラウンジは閉鎖されるでしょうから、Qatarのエコノミークラスでパリから出発するoneworld上級会員は、LATAMのラウンジを使うのでしょうか?
Qatar Airwaysは同様なラウンジの世界展開を考えていて、近いうちにBangkokにも設けられる予定です。