PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH783:BKK-KUL ビジネス

慣れるとできなくなる点

Bangkok - Kuala Lumpur は1日22往復以上もあるヘビーな路線。Malaysia Airlinesは、1日 6.4往復の頻度で飛んでいます。AirAsia(KULベース)の1日7往復に次ぎます。3番はThai AirAsia(DMKベース)の1日4往復で、Thai Airways(BKKベース)は1日2往復。Malindo Air(KULベース)も1日2往復。タイーマレーシア首都間輸送では、マレーシア側が圧倒。他は、RJとかETとかの以遠フライトもあります。

 

チェックインは、いつもと同じGの島。もっとも手前のカウンターがビジネスクラス。セキュリティもパスポートコントロールも優先レーンですが、そもそも空港が空いている時間帯。すぐに天地創造の像の前。

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本日は買い物の予定がなく、マーケットリサーチもする気もなく、Cathay Pacificのラウンジへ。

 

慣れると見えてくる点

最近低調すぎて、各界で心配されているキャセイですが、リノベ済みラウンジは秀逸。コストはかかっていないのですが、再訪したくなる所ばかりです。ヌードルバー。

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成田のANAラウンジで、ラウンジ乞食は自分にはハードルが高すぎることを悟ったので、偉大なマイラー・ブロガーの方々と張り合うことは諦めています。朝から何も食べていないのですが、せいぜいこんなところ。カプチーノにしたのは、朝飯の気分だったからです。

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やはりヌードルバーで全品制覇するぐらいの勢いがないと、記事に迫力が出てきません。

 後から気がつきましたが、カプチーノに引きずられて、箸の向きが垂直になってしまいました。

 

入口近くがいつも混んでいて、奥がいつも空いています。写真右端に半分写っている丸テーブルでは、大陸系中国人がよくカードゲームに興じています。今日は空。

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場所を決めて落ち着いた時、周囲に誰もいなかったのですが、すぐに混んできました。件の丸テーブルは大柄な男性3人で占められます。これが大声で騒々しいグループ。180 kgはあろうかという最大の巨漢は、ケータイでなまりの強いドイツ語。これも相当な大声。

 

他にも2箇所ありますが、騒音源になる宿命の丸テーブル。騒々しくなるのは、ソファー間の距離の問題。設計は良かったのですが、実際に運用してみると、キャセイの新しいコンセプトに合わないところが出てきているような気がします。

 

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しかし完璧なサービスに感服するより、どこか抜けていて愛嬌がある方が反復利用したくなるのも事実。この部分でブレがないのは、キャセイの良い点。

 

いつもと違う点

キャセイも他社利用者にうるさいことを言われたくないでしょうから、「うるさい。あの丸テーブルを何とかしろ!」などという、ご意見投書は止めて、G1ゲートへ。実はラウンジ内から見ると、一番手前のゲート。珍しくゲートオープン時刻前に、機材が到着しています。

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この空港では無数にある大きなプランターですが、全て生花です。よく観察すると小さな蟻が見つかるはずです。床の上で、列を成して行進していることもあります。

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大部分の旅客は、豪華な空間にいることに気がつきません。検疫上大きな問題になりうることにも気が付きません。

 

搭乗はほぼ予定通りに開始。

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B737ですから、搭乗には十分な時間があります。余裕があっても、遅れていても、荷積み作業の様子は変わることはありません。

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25分で終了、ドアクローズは予定時刻どおり。20分後に離陸。滑走路がそれほど混雑していません。

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いつも発見の機内サービス

蛇行するのはチャオプラヤではなく、別の河。水資源に恵まれるバンコク

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地図で見ると、確かにチャオプラヤと空港をはさんで反対側の河(bang pakong)でした。

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確か夕食のはず。seafood ragoutというメインディッシュは、サフランクリームソースのフェットゥチーネだそうです。

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seafoodと言っている時点で、ragoutから程遠い存在という気がしますが、何故この名詞を使ったのでしょうか。文化の消化不良。あるいはすっかり変わってしまった言葉。とりあえずお願いしたいことは、語尾の t を発音しないこと。英語が上手なのはわかっていますが、たまには英語の辞書も良く見ましょう。

 

このフライト、冬季は途中で日が暮れます。F席が黄昏鑑賞席。

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日没時は大体マレー半島の海岸線に沿っていますが、日により微妙にルートが異なるので、リピーターでも飽きません。

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美しい砂浜で有名なPalau Pangkorのようですが、ペナンあたりを飛んでいることになっています。

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本当のところ、どちらなのかなどと考えているうちに降下開始。機長の挨拶。いつも思うのですが、MASの機長の英語はアクセントが強くありません。聞き取りやすいのは良い点。

 

首都圏の明かり。

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国の中枢を間近に見て

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空港KLIAを一度通過。

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南方から着陸します。この風向きは変わりません。定刻20:20で、着陸が21:24。ほぼ時間通りのフライトでした。

 

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