MASは、今年から成田空港の地上オペレーションをSwissportにしたようですが、どうも端末操作に慣れていないようです。そもそもSwissportは、これまでも日本の空港の地上オペレーションをやっていたのでしょうか。
まごついています。しかし、すぐ慣れるでしょう。若い職員が多く、仕事自体は熱心に行っていたので。
特に行くあてもなく、ここに来てしまいます。数時間前は賑わっていたかもしれないブース。
少し気になっていたのは、こちら。あまりこの品種のクセを感じさせない、よく言えば上品な仕上がりでした。
お供はサラダ。大盛り。
生野菜なのでかさばるばかり。量はありません。
ところで、2月までの季節のセレクションでRothschildのCampagneが出ています。本日は、テーブルを巡回してサービスを行っていました。
注いで貰っておいて罰あたりですが、PechedenferはこのCampagneが苦手です。アメリカを意識しすぎていると言うか、ボリュームがあって酸もミネラルも無い感じです。成功しているとは聞いていますが、それだけ顧客の味覚が多様化しているということなのでしょう。
Campagneの口直し。それに合わせて、少しごたごたした系統で。
適当なところでゲートに向います。空港は空いていますが、ゲートはサテライトの外れの一歩前ですから。
サテライトビルは通路の柱が目障りでしたが、全てソファーが置かれたようです。こういう空間構成に関することでは、旅客より働いている人の方が邪魔に感じていたはずです。
なかなか良さそうのソファーです。残念ながら、今日は座っている暇がありません。
ゲートでは膨大な列ができています。
優先搭乗は始まっているようでした。並んでいる人の中には、上級会員でエコノミークラス利用者も多かったのですが、JGCでしょうか。MASのエコノミーでは、ほとんどマイルにならないと思うので、Enrich以外のFFPでは会員資格の維持のためにも利用困難なような気がします。それともEnrichの日本会員が増えたのでしょうか。
Acca Kappaの匂いが迎えてくれる機内。
加齢臭やにんにく臭、魚醤臭ではありません。まずは匂いでも清潔感。
搭乗終了、ドアクローズは定刻より早いぐらいでしたが、荷物が積み終わらないので20分から25分遅れるとのアナウンス。いろいろなことがあります。
このフライトは、いつもの通り日本人が乗務していました。機長のアナウンスはかなり懸命に日本語に直してくれるので、マレー語、英語、日本語の3言語対応という感じが強いフライトでした。MASは乗務員が個性的ですが、日本人も個性的になるようです。
マレーシアが好きなポーズをするため、New Straits Timesを。ポーチはスカーレット。
予告どおり、20分後にプッシュバックとなります。セーフティデモが珍しくライブ。MH71では、初めて見たかもしれません。ビデオに不調があった模様です。
離陸後15分で、シートベルトのランプは消えました。定番サテからサービスが始まります。牛2、鳥1の計3本。
ワインはrieslingに行ってみました。
昨年までPikesのsauvignon blancを積んでいましたが、今年になってsauvignon blancはNZのMalborough, Wairau Riverになり、代わりにPikesはrieslingが採用されています。この作り手、sauvignon blancより明らかに riesling の方が上です。
今日は変則で行くと決めて、スープ。老人仕様。梅の蕎麦はあい変わらず。しかしそば粉は使っているようです。
赤はMédocです。ラベルを良く見なかったのですが、2011か2012です。
全フライトを通して、年に1,2回しか選択しない和食。牛です。ソースにコーンスターチを使うのは、いい加減止めて欲しい気がします。
デザートは、こんな皿になって出てきます。
MASの長距離のデザートは、ケーキの類が面白いと思います。それぞれ乗務員がソースで絵を描きます。盛り付けには、性格が出るので退屈しません。
日本時間の1:10には照明が落ちます。世界には、天井に星空をシミュレートする会社があるそうですが、MASの場合、視界に入るのはこんな光です。
日本時間の4:26に再びキャビンが明るくなります。南シナ海を越えた付近です。
NRT-KUL間の夜便では、「台湾に近い沖縄」と「ベトナムに近い南シナ海」でキャビンの照明が変わると覚えておいて良さそうです。行きも帰りも同じです。NRT-KUL間のMASの場合、変化するのは場所であって時刻ではないことは、Pechedenferの遅延の経験が証明します。
さてスキップも可能な朝飯。
大げさにthe assortment of fruitsと呼んでやりました。
目覚めのコーヒー。量が適当でインスタント。
何故か到着前にセキュリティのデモビデオ。
数分後、間違いに気がついたらしく、マレーシアのウェルカムビデオになりました。
後はそつなく到着。5:22に、とても滑らかな着陸。1時間以上の遅延です。大部分の客にとって、結構な遅れですが、どうでも良い遅れです。定刻(4:15)は、朝早すぎますから。