初めて見る時間帯のKLIA
5時間遅延したフライト。テクニカルな理由ということでしたが、整備の問題でしょう。朝4:40の出発とは、いろいろなことが起こるものです。実はメールで連絡がありました。しかしKLに滞在した客でも、連絡を受けてゆっくり空港に来たりはしないでしょう。
ほとんどの客はこのホールで延々と待っていたと思われます。横になれるシートがかなりあるので、皆さんくたびれているようには見えません。むしろ元気に列を作っています。制限エリアで「横になれる」は大切だと思います。一般的に言って、6時間程度の遅延は珍しくないのですから。KLIAは合格です。
C12ゲートの待合室。雰囲気は、半分夜。
4:45に搭乗開始、5:00にドアクローズ、5:10に出発となりました。さらに30分遅れたわけですが、もう問題にする気力がありません。
遅延関係なしのサービス
早朝ですから、ジュース。
Kuala Lumpurの夜景が見えます。KLタワーが判別できました。岡山顔負けの大都会です。
機内サービスは、いつもの順番でナッツとドリンクが搭乗。このドリンクはリンゴジュース。
サテは貰います。野菜の方を2本欲しいぐらいです。
さらにコーヒーを飲んだら、就寝。いつもなら今から活動を始める時間帯ですが、遅延がない時と同じサービスの運びです。
化粧室は別に異常ありません。何が遅延の原因だったのか、知りたいものですが、決して知らされることはありません。技術的なことが中途半端に理解されると、いたずらに恐怖心を煽るだけです。
このあたりで皆んな寝てしまいます。日本時間で朝7:45です。
2時間後、キャビンは明るくなります。台湾とフィリピンの間を飛んでいました。朝食が始まります。
パンの系統は変り映えせず。
朝食は、いつもと違うものを積んでいます。10:30を過ぎており、時間が時間なので、全員食欲があったと思います。定時で運航していると、朝4時台。あまり食べる気になれない中、強引に済ます朝食ですが、今日に限っては、みんな美味しく感じたのではないでしょうか。
飛行機旅行の潜在的な危険性
MASの日本便、MH88, MH89あるいは、MH70, MH71には、だいたい日本人女性が乗務しています。しかし、このフライトでは日本語のアナウンスは全く無し。乗っていなかったということです。イレギュラー発生とローテーションの関係はわかりません。
ちょっとした危機は、男性FAでした。極めて優れたサービスを行う方だったのですが、フライトの後半になると、肩にそっと手をかけて来るようになりました。しかもだんだん頻度は高くなり、接触圧も高くなります。
これは間違いなくやばい状況。カウンターアクションに出ます。
特定のマレー女性FAが通るたびに、腰の辺りから下部にかけて視線を泳がせることを数回実行しました。すると件の男性FAはどこかで見ていた様で、その後のタッチはなくなりました。この女性FAにも気づかれましたが、微笑み返されただけ。マレー女性は人間ができています。それとも状況を完全に理解していたのかもしれません。狭い機内の同僚のことですから...。何はともあれ、事なきを得ました。
最近MASのサロンケバヤにすっかり馴れてしまい、エキゾティックにも、セクシーにも感じなくなっています。この日は、乗務員を観察する気が起きませんでした。それが原因でしょう。
更に言うと、この危険性はMAS特有のものではありません。妙な話ですが、男性の異性愛者は、機内では女性FAを舐めるように観察した方が安全という教訓です。たとえ全てのFAが自分の母親より年上だったとしてもです。(手を出してはダメなのは、言うまでもありません。)
昼の到着
着陸前の機長のアナウンスがあったのは12:06。もう午後ですが、Selamat pagiでした。程なく下降開始。シートベルト着用となり、あと5 milesで成田となります。
雲を抜けて九十九里浜。
このアプローチは、いつもながら迫力があります。 大地、海、空とはっきり分かれているところが絵になります。機内にはクリスマスソングがずっとかかっており、気分を台無しにします。
時刻は違っていても、着陸はいつものとおり、B滑走路。
結局到着は96番ゲート。第二ターミナルサテライトのこのコーナーは、MHの指定席。折り返しはMH89になりますが、当然数時間の遅延です。KUL行きの方はご愁傷様です。でも遅れは3時間に圧縮。まだましです。
この時間に第2ターミナルに来ることはほとんどないので、珍しい飛行機が駐機しています。
就航も知っているし、外国の空港では良く見かけますが、成田で機材を見ることはあまりなかったS7。
他にEgyptairが駐機していましたが、ターミナルはこっちで正しいのですか?