PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

MH88:KUL-NRT ビジネス

ここはKLIAサテライト。前から気になっていた店によります。「ファーストクラスラウンジなんて、行き飽きてしまったものですから」なんて罰当たりなことは、たとえ本音でも口にしていません。

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空いています。夜の20:30ごろ。

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penang assam laksa 22.90 MYRなり。メニュでは右上のやや大きめの写真の品です。実物は、

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日本だと、看板に偽りありと騒がれそうです。「グルーポンおせち」を思い出します。値段に関しては、写真なら安く、実物では空港価格という程度。このチェーンはあまり興味を引くものではないようです。

 

最近、あまり搭乗前の出来事を観察していないので、早めにC35ゲートへ行き、早めに待合室に入ります。正面の窓の外には、これからお世話になるA330

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どんな連中と一緒に旅をするのか見ておくと面白いと思うのですが、煩わしく感じる人が多いのでしょう。ラウンジは、そんな人たちのためにあります。本当は階級制の名残ですが、今もその用途は否定できません。

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待合室のチェアの上にあった忘れ物。これはこんなところに放置しておいて大丈夫でしょうか。遂に係員は、現れませんでした。

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搭乗時に、安全のビデオが流れているマレーシア航空。最終チェックなのでしょうが、奇妙な感じがします。ビデオの最後の画面が大変敬虔。

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実際のところ、旅において祈りの時間を守らないのは一般的に認められています。一方、機内でもきちんとマットを敷いて、メッカに向かって祈っている方を時々見かけます。そのためのスペースとして働くのが、ギャレー横。ジャンプシートがあるカーテンスペース。この配慮はイスラム国家ならでは。

 

人気のグアバジュース。

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日本人客室乗務員なし。2月になって以来、全然遭遇しないのですが、全員転職したのでしょうか。この便は、日本語がかなりできるマレーシア人男性が乗務していました。

 

乗客が一人確認できないので、遅れていると機長のアナウンス。気が付きにくいのですが、機内で搭乗チェックしています。

 

定刻に10分ほど遅れて出発。離陸はすぐ。

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シートベルト着用のランプの消灯もすぐ。順調な滑り出しでした。

 

油断していると、こんなものが配布されます。

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あまり小さなことにはこだわらないマレーシア女性。いかにも南方系。

 

マレー半島を横切る前に、給食サービス開始。

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サテーは遠慮しておいて、ナッツとChampagne。これはbouchonnéeでした。発泡性のワインの場合、目立たないので指摘しても仕方ありません。それ以前にワインを飲まない人たちですから、何を意味するのか、わかるはずがありません。

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2杯目は新しいボトルになり、問題解決。

 

就寝前の機内食は、いつもの通りフルーツで。他の選択肢は、サンドイッチ、麺、ポテチ、ビスケットなど。

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片付けが終わると、大体ベトナムの南方を飛んでいます。これはいつもと同じ。

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いつもと違ったことは、なかなか消灯しないこと。まだ寝ない人が多く、ドリンクのサービスを続けていたためだろうと思います。

 

少し南シナ海に入ってから、少しずつキャビンが暗くなります。こだわりの演出。4分ほどで暗くなりました。

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再び明るくなるのは少し遅め。照明に同期して寝起きすると、2時間半の睡眠時間。

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フルーツから開始。よく考えると、寝入りもフルーツ、寝起きもフルーツになっています。就寝前はスープでもあると良いのですが、それは望みすぎ。

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寝る前のラーメンはイメージが悪いし、どうするのが良いか、次回は「考察してみます。」

 

パンの選択肢は4種ほど。ただし、どれを食べてもそれほど変わりません。東南アジアでパンの質を求めるのは、無理があります。

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朝食の「メイン」はChef on Call。Lasagnaということです。チーズがたっぷり。マレー人好みの味わい。

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イタリア料理は土地への適合が著しいので、各国の料理を比較すると面白いのでした。これは、ドイツのイタリア料理を少しスパイシーにしたような感じです。

 

日本時間で5:54。ようやく夜明け。

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どこを飛んでいるかと言うと、もう土佐の沖合。この辺で片づけが終了します。

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あと70分ほどで到着です。

 

機長のアナウンスがあり、成田は -1℃とのこと。KLIAは、27℃ぐらいありましたから、大した気温差。

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鹿島の工業地帯は、朝から元気に操業中。

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利根川を2度渡ります。普段とは進路が逆で、南東に向かって着陸します。これは長豊橋

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水田ばかりの水郷。

 

進路は逆でも、使う滑走路はいつもと同じB。着陸時は第2ターミナルが近くなるので、A滑走路より有利です。

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第2ターミナルサテライトの端、88番ゲートには、LCCAir Asiaが停泊中。連絡通路を中央にして、ちょうど反対側の端がマレーシア航空の定位置。LCC用にターミナル3もあるのに何と生意気な、という感覚はたぶん的外れ。親会社より勢いがあるから、仕方ありません。

 

到着はいつもの98番ゲート。となりにはすでにBKI発のMH80が到着しています。

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気温が低く、乾燥している冬。朝は空がきれいな成田。