脂の火曜日(Mardi gras)の翌日は、灰の水曜日(Mercredi des Cendres)ですが、暦はこの際どうでも良い話ですね。これは少し前の搭乗の記録ですし...。とにかくマレーシア航空(MAS)の話を続けます。
もっともマレーシアのキリスト教徒は全人口の 9%を超え、仏教(20%)に次ぐ集団です。ヒンズー教徒(6%)より多いのでした。日本よりはるかにキリスト教化された土地です。意外な事実。灰の水曜日も意味を持ちます。
出発は、KLIAメインターミナル。G2ゲートと比較的便利なところ。
写真にすると華麗なコンコース。行きかう人たちは、確かに肌の色、衣装が多様で、とても国際的な雰囲気。床石が地味で、現代的ではありませんが、人々の多様さを際立たせます。
機材はゲートに到着しています。朝一番のBKK便ですから、前の夜からいたのでしょう。長い搭乗橋。
このターミナルは、B737程度の大きさの機材ばかり駐機しているようですが、この搭乗橋の勾配から考えると、ワイドボディ機にも対応できそうです。
セーフティデモのビデオ。
写真撮影の失敗ではなく、ビデオが流れませんでした。音声だけの安全講習。こんなことで良いのですかね。
このことを除くと、平凡なフライトでした。
機内食は朝食。ナシレマを選択。ビニールに入ったナッツ+干し魚にこだわりが感じられたのですが、省略されることが時々あります。
成田便のA330では、各段に立派なナシレマを搭載していてます。成田便でも朝飯です。MH88(KUL発NRT行)にはあります。
最近ウェブサイトが不調のChef-on-Callでも選べます。これはまた違った皿。つまりマレーシア航空のビジネスクラスには、3種類のナシレマがあります。
この特異な分化、発達は、何と表現してよいのでしょうか。例えば、タイ航空がビジネスクラス向けにパッタイを3種類用意していますか?どういう経緯でこうなったのか分かりませんが、ナシレマが無ければ始まらないマレーシア。
KUL-BKK間のMAS便では、BKK発だと、タイで調理された機内食となります。そちらの方が軽く仕上がっていて、個人的にはお薦め。KUL発のナシレマより、BKK発のカオマンガイの方がいい、なんて言ったらまずいことになりますか?
マレーシアの海岸線。
タイの海岸線。
マレーシアの川。
タイの川。
ファイル名をぐちゃぐちゃにつけたら、混同する可能性が大。よく見るとマレーシアの方が木が多く土地が平坦ではないとか、タイの方が水田が多いとか、それぞれの特徴も見つかるには見つかります。慣れれば、区別がつくような気もします。
外ばかり見ていたら、すぐにSuvarnabhumi空港。ゲートはF1。出口が近い良好な場所。