人並みに忙しくなり、更新が遅れました。予め分かっていたことです。そのため12月には一区切りつけ、そこから先はオマケのつもりでした。
千記事か百万アクセス:ブログの一応終了 - バス代わりの飛行機
実際これ以降の記事は、オマケ程度の内容しかありません。本気で一応終了したつもりです。
完全消滅するつもりはありませんが、実空間でも仮想空間でもふらふら遊んでいられなくなったので、記事はそれなりにとなります。
3月のアリタリア搭乗でFlying Blue(FB)のGold会員が、2019年3月まで延長されました。今から2年は大丈夫と、比較的長めです。FBでは、上級会員資格の更新に関するマイルの積算期間が、1月から12月なのに対して、会員資格の有効期限が毎年3月末と3か月のずれがあります。それだけ長く資格が続くので良心的ですが、以下の理由から2年以上資格が確定することも稀ではありません。
・Q1(つまり1月から3月)で必要マイルを獲得できる。
・基準を超えた資格マイルは、次年に繰越しできる。
資格マイルの積算が更新に届かない場合でも、会員レベルは1段階しか落ちないので、2020年3月までは最低でもSilver会員です。
AF-KLMの共通サイトにおける個人ページの表示。
このページは奇妙で、現在の会員レベルの更新に関しての情報が表示されません。最初からPlatinum会員到達への数字だけです。過剰に前向きと言うか、プログラムの欠陥と言うか、判断は難しいところです。
2日後、Gold会員が来年も維持されると伝えるメールが届きました。変わり映えしない文面です。
左側の円は現在の会員レベル、右側の円は、来年その会員レベルを保つのにどこまでマイルが届いているか示すメーターです。このメーター、今年は初出。いきなり100%に達しています。
もともと下半期に会員に送るのが、このイラストの本来の使い方だったのでしょう。よくあるように「あと〇〇マイルで会員資格が更新できます」とお知らせすることが目的です。Q1で達成してしまっても、同じものしか用意されていない所に無理があります。
実は2018年3月まで有効な会員カードが届いたばかり。
新しい荷物タグも2つ同封されていました。タグ裏側の写真は、会員の撮影によりますが、昨年のものとは異なります。
成田空港のデルタ航空ラウンジ、SkyClubは親切、フレンドリーですし、パリではAFの係員が気持ちよく対応してくれます。加えて特典マイルは、常に+75%(母数の上限は飛行実マイル)。まずまず使い出がある会員資格という実感を持っています。
FBには、会員レベルがいろいろあって、上から
Platinum Ultimate
Platinum, Lifetime Platinum, Club 2000
Gold
Silver
Ivory
となっています。Ultimateは最近できたレベルで、Platinum会員の中から「ごく少数の会員が招待される」ということです。「2年間で360,000 milesを積算している」という基準があるそうですが、ベネルクス三国だけで140人と発表されています。
Platinum会員は(一万よりゼロにずっと近い)数千人しかいません。Ultimateの基準は、フランス国内在住者のPlatinum会員資格達成の2倍ですが、資格マイルを基にしたのではなく、トップ利用者10分の1を選び出すのが目安だったのでしょう。
いわゆる「コンシェルジェサービス」が売りのようです。
FBの場合、資格マイルは支払金額と良く相関します。Ultimate会員はAFのファーストクラスを多用する人たちでしょう。そういう客層をさらに喜ばせるサービスの提供は、相当チャレンジングです。新しいことに熱心なAFならやりそうなことです。
2年間で360,000 miles=180,000 mile/y。割引運賃のファーストで、東京―パリを年間5往復。割引運賃のビジネスだと年間12往復。なかなか大した旅行者です。FBはこんな会員を確実に140人以上、恐らくは200人以上抱えているのでした。
ヨーロッパは、変な人生を送っている人が大勢いるという印象を持ちました。