PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

BA エグゼクティブクラブで Tier points を560稼ぐパターン

BAネタ。書くことが無くなったので、概論に戻るわけではありません。この考え方が優れているなんて書くほど、四六時中 British Airwaysoneworldのことを考えているわけでもありませんし。

 

月並みな「効率よくポイントが稼げる」例です。

 

日本在住者だと、東南アジアや台北を出発点とする Malaysia Airlines(MH)や Cathay Pacific(CX)などのビジネスクラス海外発券が、ここ数年の「効率よい」旅行でした。ところが最近、それほど安い航空券が見当たりません。どうしたことでしょうか。

 どこでも同じような価格というのはグローバルな時代のあるべき姿ですが、本当につまらない話です。だいぶお世話になった MH のバンコク発券成田往復(Tier points 360をゲット)も、最近割引運賃が出てきません。いつも設定があるビジネスフレックス運賃だと 2倍の16 万円。それでも、日系の航空会社で成田発バンコク往復に比べれば、安いには違いありません。

 

ところが意外なところに安い運賃があります。CX 利用、日本発 Denpasar(DPS)行のビジネスクラスです。昨年からほとんど価格が変わっていないと言う方が正確です。

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良く知られているように、札幌(CTS)からCXビジネスクラスで DPS 往復を行うと、Tier points は 560 です。香港(HKG)までも、そこから DPS までも 2,000 milesを少し超えるぐらい。距離の上でも効率が良いのが特徴。

 

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東南アジア発の日本往復だと、もう少し安い航空券もあるかもしれませんが、日本在住者には、日本発が手間と費用の点で圧倒的に有利。ということで、2~3万円安い海外発券航空券とは十分競合(?)します。

 

さて9月で調べてみたところ、141,000円という数字が出ます。これに諸費用が1万円ぐらい加わって、支払総額は15万円程度となります。

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中旬でも同じです。利用不可は、便の設定がないためでしょう。札幌発着は週に5便しかないため、表がスカスカに見えます。

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下旬も同様の値段設定。札幌までの航空券も必要ですが、海外発券における前後の移動に関する余計な支払いに比べると、微々たるもの。JALのクラス J で往復して Tier points を膨らませるのも良し、aviosを利用してJALの無料航空券で往復するのも良しです。

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実はこれ、東京発でも同じ値段設定となっています。成田(NRT)発の場合も141,000円です。ただし NRT へは毎日運航しているため、表はばっちり埋まります。さらに141,000円の設定も圧倒的。

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もっとも NRT - HKG - DPS 往復では、得られるTier points は 360ですので、効率はあまりよくありません。なお羽田発だと、10,000円値が上がります。

 

CTS 発でも、行き先が Jakarta(CGK)だと210,000円。DPS行が特別に安い設定となっているわけです。これはおそらく HKG での接続が悪いためだと思います。

 

往路は CTS発が夕方、HKG到着が夜。接続するフライトは、HKG発が朝~昼、DPS到着は夕方というスケジュールとなります。復路も HKG 到着は夜、HKG 発は朝と同じパターンです。行きも帰りも HKG で中途半端に長い待ち時間(12~14時間程度)があるわけです。しかもそれは夜を越します。ホテルに宿泊するにも、移動やチェックイン、チェックアウトの時間が無視できない程度の時間となります。

 

昨年CTS-HKG-DPSを往復したのですが、行きも帰りも結局空港で夜を越しました。

 

CX583:CTS-HKG ビジネス(その1) - バス代わりの飛行機

CX583:CTS-HKG ビジネス(その2) - バス代わりの飛行機

CX785:HKG-DPS ビジネス(その1) - バス代わりの飛行機

CX785:HKG-DPS ビジネス(その2) - バス代わりの飛行機

KA361:DPS-HKG ビジネス(その1) - バス代わりの飛行機

KA361:DPS-HKG ビジネス(その2) - バス代わりの飛行機

夜なべ@HKIA - バス代わりの飛行機

CX582:HKG-CTS ビジネス - バス代わりの飛行機

 

そういう理由で、やや日数は必要です。3泊4日(現地1泊、空港2泊)という旅行も可能ですが、じたばたせずバリでのんびりするのがよろしかろうと...。

 東京発着だと夜行があるので、空港泊が機内泊に変わり、必要日数は節約できるかもしれません。(言うまでもなく、「外回りから空港直行」、「空港から出勤」ということです。)