PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

JAL101:HND-ITM クラスJ

サラリーマンもとい「ビジネスパーソン」が跋扈する路線と言えども、6:30出発と朝早いのでその特徴は控えめ。公共交通機関を利用して、羽田に無理なく5:30~6:00頃に着ける地域は限られますから。そして7:30頃に伊丹に着いても、出張先の業務には早すぎますから。当然のことながら、得体の知れない乗客の比率が上がります。

 

早朝の羽田発JAL便は、ほとんどQatar航空のコードシェア便

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ここはDohaか?と見まごうばかり。凄いことになっています。

 

ラウンジにも顔を出したのですが、特筆することもなく、ゲートへ。朝早くから開店ご苦労様です。

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搭乗する機材はこれですか。

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搭乗開始時刻の10分前になると、いつもの通り「ファーストクラスのお客様、ダイヤモンド会員、プレミア会員、エメラルド会員」の列がつくられます。この定時性は一体何なのでしょうか。

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B777-200ですから、搭乗ブリッジは2本。そして後方のブリッジは、出発10分前に閉鎖されます。この定時性も大したものです。まさに「時計のように」物事が進んでいきます。

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窓の日よけは搭乗時には閉じています。良くできた客ばかりで、降機時に閉じていく人の多いこと多いこと。

 

ここを通るということは、D滑走路。時刻から考えて、東向きに離陸するはず。

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予想通りに離陸。1、2機の離陸待ちを行ったようですが、それほど混んではいない時刻。最近、この時刻の羽田の着陸は、AとC滑走路を使うようで、着陸待ちは無かったよう。

 

東京湾を旋回してどんどん高度を上げ、すぐに雲の中に入っていきます。

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少しすると、富士が現れます。夏なので冠雪はありません。

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頭が白くない富士なんて、バーナーで焦がすのを忘れたCrème brûléeか、注いでから時間が経って泡が消えたビールのよう。何か物足りません。もっとも良いこともあり、上空から活火山特有の荒々しい山肌が堪能できます。石拾いでもしたら夏休みの自由研究になると、8月31日には無駄なアイデアが頭をよぎります。

 

さて国内線サービスの最近の話題は、Wi-Fiの無料化。

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ダイヤモンド会員だけではなく、全搭乗客に無料で提供。離陸5分後から着陸5分前まで使えることになっています。インターネットもできますが、JALのオリジナルチャンネルも視聴できます。画面はiPhone

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iPadぐらいの携帯機器を持ち込んで、機内エンターテーメントを楽しむのがこのサービスの正しい使い方のような気がします。プログラムは国際線ほどではありませんが、まずまず充実しています。殆ど全て日本語かもしれません。

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説明も現れるエンターテイメント番組。機内誌を見なくても、選択できるように工夫されています。

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国内線では、Wi-Fiが使える携帯機器とイヤフォンを持ち込んだ方が良さそうです。

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羽田-伊丹なんて、B777の巡航高度まで上がらないし、それでいて水平飛行もせいぜい15分。Wi-Fiを色々試す間もなく、大阪平野に突入。

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市街地が生駒山地の山肌を侵食しています。山の方だと、少しは涼しくて住みやすいかもしれません。

 

お馴染み、大阪近郊の街並み。東大阪ジャンクション

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大阪名物の屋根広告(上空から見られることを意識して、建物や自動車の屋根に名前を大書します。ここでは左下に「大商大」とはっきり。大阪商業大学のキャンパスです。)が見えます。

明らかに伊丹に着陸する飛行機の乗客をターゲットにした広告です。Google mapの衛星写真でもはっきり見ることができます。

 

ずっと街が続きますが、高度はぐんぐん下がり、無事に大阪国際空港に到着。ゲート到着は5分遅れ。

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何てことがないフライト。そして何てことがないのが一番。