前の記事のついでに、Air Franceの路線網におけるB787の近未来。
Air Franceの新機材、新路線の話なんて、日本では興味を持つ人がほとんどいないでしょう。そんな事、重々承知です。しかし記事がユニークであることと、興味を持つ人の数は逆相関。と言うか、明らかに因果関係があります。誰でも取り上げる内容を、程度の低い記事にしては最悪。それよりは人に読まれなくても、ユニークな内容を取り上げる方がましです。一番いいのは、もちろんユニークで多くの人が読む記事ですね。
このブログ、日本語ブログとしては異例にAir Franceの記事が多くなっています。これは知らず知らずのうちに、AFの情報が入って来るため他なりません。実は言葉の問題だと気がつきました。あまり意識に上らないのですが、Pechedenferがネタ拾いをする情報の多くはフランス語で書かれているようです。日本語の記事にはANA, JALの話が、フランス語の記事にはAir Franceの話が多いでしょう。多分。
ともかくAFにおけるB787運用の拡大の話。
現在、B787は2機しか保有していないAF。2017年末までにさらに3機を受領、合計5機が運用可能になる予定です。それに伴い現在就航している LYS, LHR, YUL, CAIの4都市に加え、以下の6都市にB787を運航することになります。ソースはこちら。
Air France : 10 destinations en B787 à la fin de l'année
確かにこれもフランス語。
BamakoとAbidjan
AF520 CDG 10:00発 BKO 14:45着、BKO 15:45発 ABJ 17:25着
AF521 ABJ 19:30発 BKO 21:10着、BKO 23:10発 CDG 05:50着(+1)
10月 9日より毎日運航
Bamakoはマリの首都。Abidjanは象牙海岸(Côte d'Ivoire)の首都。共にフランスの代表的な旧植民地。人口に占めるフランス語話者の割合は、マリで15%、象牙海岸で30%ぐらい。かなりの人の往来があります。
天井のでっぱりはWi-Fiの装置でしょう。今後の機材ではやはり標準搭載してないと...。