PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

TG931:CDG-BKK エコノミー(その1)

お祭騒ぎが終わった欧州にボケッとして居座る訳にも行きませんから、帰ります。体力勝負とされる長距離エコノミークラスですが、12時間ぐらいなら意外と何とでもなります。空間に余裕があるA380なら。

 今日も2階にあるエコノミー席が取れました。75G、つまり小さな区画の先頭、通路側席でした。

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あらためて見るとファーストのスペースは贅沢。価格を考えると1日12席も売るのは、至難の業でしょう。エコノミーはキャビンが5つもあります。搭乗に際して「入場整理」が必須になるわけです。いろいろと特殊な機材です。エコノミー2階席は、1階から搭乗します。自分のシートまで歩くことで、運動不足が解消できます。

 

CDGのターミナル1では、セキュリティを通った後、母屋にラウンジがあります。エレベータで昇る上階。この構造は、かなり前から変わりません。

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11階にはStar AllianceとQatar Airwaysのラウンジの他、レストランもあります。入る前から想像できますが、どうせスタアララウンジは混んでいるので、のんびり外を見て時間を過ごしたいなら、レストランの方が良いかもしれません。眺望は良さそうです。

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5~9階は一体何でしょうか。大した根拠はありませんが、空きスペースが多い気がします。

 

11階でエレベーターを降りると、正面がレストラン。その入口は多少左側に位置し、さらに進むとスタアララウンジ。右手は、完成して日が浅いQatar Airwaysのラウンジ。

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5年前、Qatar AirwaysでCDGから出発した時も、このフロアにラウンジがありました。Air Franceのオペレーションでした。利用者は他におらず、完全貸切でしたが、そこに滞在したくなるほどのものではありませんでした。すでにTerminal 1からAF便は消えていた頃なので、移行期だったのでしょう。

 

スタアララウンジは11階が入口。入場した後のホールからの眺望は良好。

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ランドマークは、何も見えません。

 

入場後、内部で10階に下ります。エレベーターもあります。そちらがラウンジ本体。

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予想通りのスタアララウンジ。席を探すのに苦労するほどではありませんが、十分混雑しています。

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雑誌類は、充実しているとは言えません。階段下の目立たないスペースに置いてあるため、手に取る人もいません。

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看板のデザインは、世界中のスタアララウンジで統一しているのでしょう。他には、GIG, EZE, GRU, LAX, NGOにあります。南米が3箇所。

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航空連合の共通ラウンジは、加盟各社のハブではない「重要な就航地」に設けられるのが普通です。南米の3箇所とLAX、そしてここCDGは分かりますが、セントレアに設置した理由は何なのでしょう。

 

言い忘れしたが、飲料と食料は文句が出ない程度に揃っています。NH, TG, SQ, LH, UA, MSなどのエコノミークラスで出発する*G会員は、「ここで食事を済まし、機内食スキップというオプションもあります」という程度の品ぞろえ。

なおETはTerminal 2A利用で、仲間外れとなっています。どうせだったら、2Cの方が...いや何でもありません。

 

Terminal 1の母屋は、搭乗する場所ではありません。7つあるサテライトのどれかに移動しなくてはなりません。少し時間を見ておく必要があります。さて搭乗ゲートの番号を追ってサテライトに着くと、迎えてくれたのはANAのカウンター。

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1日1回のANA出発時間(NH216成田行 20:00頃出発)には、パリ郊外北東部にお住いの日本人がお世話してくれるのでしょう。Terminal 2Eでは、JALも日本人を今でも配置しているはず。この辺は横並び。

 

搭乗する機材が見えます。母屋はコンクリートの塊ですが、サテライトはガラス張りでやや安物感が漂います。とは言うものの、Terminal 2Gよりはかなりマシ。

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搭乗橋は世界どこでもHSBCの広告。Passerelleの先には、今から搭乗するA380

 

長くなりそうなので、残りは別記事にて。