PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

BAエグゼクティブクラブのGGL会員(その4)

記事を順番にアップしているうちに新しい会員カードが届きました。ついに5年目に突入したExecutive Club。例年1月に新しい会員カードを送ってきますが、今年は種別が異なりました。

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GGLへのインビテーション・レター。光背マークとGLの組合せはここにも、封筒にも見えます。金色の包み紙には、2枚のシートが入っています。金紙のシールは皺のより方から、手で貼り付けたようです。

 

2枚のシートのうち、黒い台紙には会員カードとThe Concorde Room Cardが収められています。当然のことながら、後者はGold 会員には送付されません。British Airwaysのファーストクラス客「専用」ラウンジへの年間パスです。

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年間パスと言えば、浦安の某巨大施設が連想されますが、The Concorde Roomは、Emerald 会員向けの Galleries First Lounge と全く違う世界を演出するこの会社ならではの空間。浦安の施設とも全く違う世界。特権感の強い空間です。

 もう一枚のシートには、GGL会員の特典とGolden Ticketの内容が説明されています。Golden Ticketの紹介は、GGLだからといって変わった点はありません。

 

それぞれ裏面があり、同じように並べてみると、

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荷札2枚はいつもと同じパターン。Golden Ticketは2枚に増えています。これはBAのWeb siteからでも入力可能。必ずしも実体を必要としていないので、数を増やすことの意義が曖昧です。もらったBA関係者は、紙に手で記入されたチケットの方がうれしいのでしょうか。

 

上級会員の荷札なんて、その航空会社を利用する時にしか使えません。GGLは日本では、知る人ぞ知る程度の知名度でしょうが、本拠地では知っている人数はずっと増えそうです。この荷札は目立ち過ぎるので、使うには勇気がいります。後ろ指を指されそうなのでした。他の会員の荷札と同じ作りで、高級感がありませんし...。一方、Golden Ticketは濫発する予定です。クルー・メンバーが喜ぶと、こちらもうれしいので。

 

crewに係る形容詞ですが、”one of our gorgeous cabin crew members”とBAの新しい機内ビデオ(Youtube 公開版)では述べられていました。これをANAエクセレントキャビンクルー と対比させて、「gorgeous なら自然」と指摘するのはたぶん外れ。ANAのエクセレントに「自分たちに対して使うか!」という感覚は健康だと思いますが、BAの gorgeous はビデオの内容を受けたユーモアです。念のため。ANAを「糾弾する」なら、むしろcrewという集団を指す名詞を個々の従業員に関して使うことに違和感があります。Golden Ticket から、そんなどうでも良いことを思い出しました。