夕方のフライト。雨が降っており、外をうろうろするのも面倒。そこで少し余裕をもって空港に到着。観察のためです。
いきなり登場する Skoda の車。作るのは大衆車であり、VW (VW=Volkswagen) グループに吸収されたのは間違いありませんが、旧共産圏でいまだに頑張っている自働車メーカー。
欧州ではよく見かける地味な車ですが、少しデコレーションをするだけで、人目を惹くのは面白いものです。
この空港には、ターミナルが3つあります。Terminal 3はチャーター機用。プライベートジェットの需要が、かなりあるようです。Terminal 1 と Terminal 2 が大衆向け施設。見取り図で見てもわかりますが、首都の国際空港としては小さな施設。
Terminal 1 の方が古く、施設は立派なようです。Terminal 2 は、SkyTeam用のようでした。徒歩ですぐ到達できるので、Terminal 2 まで散歩しました。
新しいのですが、張りぼて感満載。チェコ航空の販売カウンター。
床はそこそこ見られるものの、天井は新しい倉庫か、工場のようです。そして空間にかなりゆとりがあります。
チェックインカウンターは、倍増することが出来そうでした。しかし今のところ、客はまばら。
スカイプライオリティは Elite 会員も含まれます。該当者、つまり上級会員が少ないことを意味します。
Terminal 2 からTerminal 1 へ向かおうと、地上階レベルの通路へ降りるとすぐにスーパーマーケットがあります。偶然写ってしまった真紅の制服はどこの会社でしょうか。支払いをしている客です。
ここは普通のスーパーで、日用品の買い物をする人で賑わっていました。空港に勤務する人たちでしょうか。
さてTerminal 1 に戻ります。折角だから、チェコ語版の Qatar Airwaysの広告を紹介。
チェックインカウンター近くにこういうスクリーンを立てても、効果的だとは思えません。
ビジネスクラス客と Emerald、Sapphire、Ruby会員は、レッド・カーペット・チェックイン。
玄関の足ふきのような趣が良い、まずまずのタピです。
免税店で Lembergerを2本購入。チェコ語の解読に、ことのほか時間がかかりました。ワインのラベルが現地語なのは、いたしかたありません。その後はラウンジ。
午後の良い時間ですが、先日見た朝食時と何も変わらない食料群。ラウンジ乞食のリピーターを減らすためには、この運営方針も悪くありません。
Frankovkaは、チェコ語で Lembergerの意味。現代の西側の主流を基準にすると、少し厚ぼったいワインでした。
窓の外には、これから搭乗する機材が停泊中。分かっているけれど、A320。帰りは風向きの関係で6時間を切ります。
意外とカッコ良く見えることもある BA 機。もちろん LHR行。
入室時はかなり込んでいたのですが、すぐ捌けました。どこでもそうですが、非常に混む時間帯を基本にしてラウンジを設営するわけにはいきません。空いている時間帯の情報は重要です。
今、とても気になるAer Lingus。サービスも会社の行方もです。A350-900の9機を 2018 - 2020 に、A321neoLR の8機を 2019 - 2020 に受け取るはずのEI。現在、長距離路線は北米に限られますがどう使うのでしょう。同種の路線に使うには、機材の格差が激しいような気がします。
ここも A320 を Tenerife に飛ばしているのですね。4時間半ぐらいですか。
セキュリティチェックはゲート近くに設けられた待合スペースの入場前にあります。いくつかのゲートで一つの待合室という構成。KUL や SIN と同じシステム。
このやり方のメリットは、購入した免税品も含め全ての荷物をチェックできることです。いろいろ体験すると、このシステムの方が日本の空港のシステムより優れている気がしてきました。