バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

MH71:NRT-KUL ビジネス(その3)

この便は年に何回も搭乗するのに、妙に長くなってしまいました。マレーシアの政権交代のせいでしょうか?それとも安倍内閣のせい?

 

機内オーディオプログラムにも興味深いことが見つかったので、直前の記事の最後に紹介したのですが、間違いに気が付きました。

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イラストと説明がずれていると書きましたが、細字の(above)を読み飛ばしていたようです。誤解していました。

 

本当は記事を書く前に行うべきでしたが、慌ててA350の IFE も調べてみました。いろいろな録音が搭載されていました。それらがこのオーディオプログラムに紹介されていたでした。しかしですね、作品なら作品、演奏者なら演奏者を並べるのが普通。演奏者、コンサート名、楽器名(?)、ディスク名と、分類項目が異なる事項でディスクを紹介しています。これでは混乱しても致し方ありません。と言うか、このプログラムを作った人は、クラシック音楽(商品)を知っているのでしょうか?Grammophone でも、(経費で)購読したりしないのでしょうか?

 

経費削減のためか、新IFEで路線網外の言語や映画はスッパリ切ったマレーシア航空。音楽もそのあおりを受け、クラシック音楽A350便だけ*と大胆なチャンネル構成になりました。ただしそこにはマレーシア管弦楽団の演奏が含まれます。もちろん世界的には珍しい録音なので、興味を惹きます。

*:欧州へはLHR便しか残っておらず、これはA350で運航されるためでしょう。アメリカ人の固定観念である「クラシック音楽鑑賞=お前はヨーロッパ人か?」は正しいようです。

 

ベスト・オブ・マレーシアの体現者であるという自負や義務感から、自国の交響楽団を選択したことは明らか。これは素晴らしい点です。一方でクラシック音楽チャンネルの紹介が感覚的に変なのは、残念な点。やはり「意気込みを台無しにするユルさ」が、この航空会社のサービスの真骨頂。そして現場は現場で、丁寧でよく気が付くサービス。この奇妙なコンビネーションが毎回の搭乗を楽しみにし、記事を長くする原因です。

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プログラムに紹介されているマレーシア管弦楽団の( "Aus der neuen Welt" ではなく、) "From the New World"は実際に機内で聴いてみました。個々のパートは良い響きでしたが、アンサンブルがユルい感じで、マレーシア航空のサービスを彷彿させる演奏。音楽でもすっかりマレーシア気分。いい感じです。