バス代わりの飛行機

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BonvoyからAviosへのポイント変換

世の評判

Marriott、Starwood、Ritz-Carltonの統合により誕生したホテルプログラムは、昨年8月スタート。すでに7ヵ月も使われてきたことになります。Marriott Bonvoyと命名されたのは今年2月。名前が難産という不思議な経緯をたどりました。ところでこのプログラム、

・いろいろなシステムの不備

・大々的な宣伝文句とは裏腹に相当渋いキャンペーン

・無料宿泊のホテルカテゴリーの改悪

等の事実が次々明らかになり、評判が悪いプログラムとなりつつあります。

 

ANAマイレージクラブへのポイント→マイルの変換は、1か月要したと著名ブロガーのやじり鳥さんが報告しています。文句を言うような展開にならなくても、一本仕上げるのはお人柄のなせる業。

マリオットのポイントをANAマイルに交換したら、1ヶ月かかった - やじり鳥

しかしこの報告から、一般の人はそれなりに警戒してしまいます。

 

世界に目を向けると、Onemileatatimeというブログでも頻繁に取りあげられています。高い人気を誇り、記事の投稿も相当な頻度になるブログですが、今年になってから Marriott に関する記事の半分が批判です。Bonvoy に関する批判が主です。以下に列挙しますが、不平たらたらと言うか、散々です。

How Did I Miss This? Marriott’s Terrible Blackout Date Policy - One Mile at a Time

Marriott's Broken Cancelation Policies - One Mile at a Time

Marriott Bonvoy Still Failing At Basics - One Mile at a Time

Marriott's Sneaky Award Hold Fees - One Mile at a Time

One Marriott Hotel Cuts Lounge Access For Platinums - One Mile at a Time

New: Check If You Were Impacted By The Marriott Data Breach - One Mile at a Time

Marriott's Sneaky Points Advance Policy Change - One Mile at a Time

Revealed: Marriott 2019 Hotel Category Changes - One Mile at a Time

I Can't Keep Up With All The Marriott Hotels Playing Games - One Mile at a Time

Marriott Provides Update On Starwood Data Breach - One Mile at a Time

 

他を探しても、統合して良くなったと言う旧 SPG 会員を見つける方が難しい状況です。SPG が持続不可能なサービスを行っていたのかもしれません。客の評価は客の評価に過ぎませんが、会員が離れるのは当然の成り行き。

 

個人の体験

Pechedenferは、現行の Avios ボーナスキャンペーン

エグゼクティブクラブ ホテルポイント変換キャンペーン - バス代わりの飛行機

を利用するため、Bonvoy のポイントを変換してみました。操作日の2日後には、BAのアカウントに変換後の Avios が反映されていました。驚異のスピード。最近では SPG の終末期、SPG-Marriott Rewards並列・連結期にポイント変換を行いましたが、どの場合も2日で完了しています。変換先の航空会社はバラバラです。他のポイントプログラムからは、こんな素早さを経験したことがありません。大変優秀な Marriott なのでした。

 だいたい個人的にはシステムの不備を感じたことがありません。世評とどうも違うのですね。

 

なお、30%のAviosボーナスは同時付与されていました。これは BA 側の処理がキャンペーンの Terms and Conditions と異なっているだけなので Bonvoyは関係ありません。

 

会員によってアカウントの記録場所が異なるのに、未だに統合できておらず、システムの不具合に違いが出るのでしょうか。

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今後の使い方

今回は Marriott Bonvoy を少し弁護してみました。しかし旧 Starwood ホテルでは、滞在時のサービスが Marriott 傘下になって落ちてきていると感じるので、FSPが優秀だろうがクズだろうが、どうでもよい問題になりつつあります。移動でも宿泊でも、現場のサービスが第一であり、顧客プログラムは副次的な存在なのは当たり前。

 もっとも今の時代、ホテルとホテル顧客プログラムは分離して利用できます。すなわち全く宿泊も飲食もせず、Bonvoy にマイル変換用のポイントを買って貯めておくという使い方ができます。そしてそこには可能性がありそうなのです。(1) 変換先が多く、(2) 変換が素早く、(3) 変換が1マイル単位というのは、かなりのアドバンテージ。マイルの reservoir としては、最強のポイントプログラムです。つまり陸マイラー用のプログラムとして輝くことができるかもしれません。もちろん全てはポイント単価次第ですし、それは Marriott の状況によって変わるでしょう。ただアカウントとパスワードの維持は必要性を感じます。

 ホテル自体に魅力がなく、プログラムが優秀だと、陸マイラーの道具になるのは当然。本来の姿ではないものの、そういうユーザーからも儲ける事は出来るので、経営にはプラスになり得ます。今後の成り行きに注目。