空港アクセスが突然停止、空港へたどり着けない、あるいは空港から現地へ向かえないという事態は年に何回か出会います。過去一年を振り返ると、塩害による京成線と総武線の同時運休、山手線の運転見合せ、大阪モノレールの運転見合せと3回は空港アクセスに関する突然の運休に出会っています。3回とも解決できたのですが、通常運転に戻るのを待っていたら全てのケースで遅れていました。
予期せぬ時間、予期せぬ場所で起きる足止め。御同輩が多数発生するので、タクシーやハイヤーも捕まりません。したがって事前に方策を準備することは重要ですが、できる事と言えばせいぜい
・時間に余裕をもって行動すること
・天気、暦、時間帯まで考慮して、様々な移動パターンを頭に入れておくこと
・事が起きても慌てないこと
ぐらい。当たり前すぎる一般論です。
羽田や伊丹は徒歩で街に出られます。何が起きても、何とかなりそうな気がします。しかし通行状態を時間帯別、気象条件別に把握、周辺地区の交通網の時間帯別の運転頻度を押さえる必要があります。簡単ではありません。
伊丹のアクセスは多岐にわたりますが、イレギュラーに強い客が多いようです。モノレールが動いていないぐらいで騒ぐ人は、例外のようです。
一昨日の日曜日は、阪急宝塚線が人身事故で運転見合せ。たまたまかも知れませんが、伊丹はイレギュラーに良く出くわします。
結局、運転再開は18:00過ぎ。2時間半もストップしていたわけです。これで飛行機に遅れたら災難です。宝塚線に乗る前だったら、別の方法(大阪駅、新大阪駅、USJなどからバス、北大阪急行+モノレール etc.)で空港に行けます。問題だったのは、移動中に電車が止まってしまった人達。
蛍池でモノレールへ乗り換えるつもりで、ボヤっと電車の中で待っていた方はいないと思いますが、駅のタクシー乗り場にも長い列ができたはずです。搭乗に間に合わなかった方もいたのではないでしょうか。
豊中駅、石橋駅、池田駅からは空港まで路線バスがありますが、1時間に1本程度のはず。あてにできるのは、時間によほど余裕がある場合。
曽根駅、岡町駅、豊中駅、石橋駅、池田駅からは、徒歩でのアクセスが十分可能です。荷物が少ない場合は一考に値します。今回の運転見合せのおかげで、豊中駅からの徒歩アクセスを実践する羽目になりました。2 kmも歩くと、日本の霊感をビシビシ感じる南ターミナルです。どうという事はありません。
今回の交通障害も無事乗り越えることができ、何もなかったような顔をして搭乗できました。
JALの羽田行です。
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を出したばかりで、自分でも気になる上級会員の優先搭乗待ち。観察のため、搭乗ゲートには事前改札前に行ってみました。ところが上級会員の列がほとんど形成されません。そこそこの時間帯なので、珍しい気がします。
機内誌のチェックしたところ、A350の国内線導入と機内設備がリンクされていました。すなわち、JALも国内線に個人画面付きのキャビンを導入します。社長が言うのですから、間違いないところ。
ANAと競っているのでしょうか。高まる低燃費への志向やウェブからの直接配信への傾倒を考えると、後ろ向きな開発だと思いますが、数年間は便利になるでしょう。IFEのコンテンツは、気になるところです。現在の国内線 Wifi で提供している番組と同じなのでしょうか。
今月のファーストクラス機内食は愛知県は名古屋からChez KOBEのプロデュース。
愛知県からセレクションが神戸?とぎこちなさを感じる客もいるでしょう。機内食の現物は以下の通り。MHのシェフオンコールとは異なり、写真と現物がほぼ一致します。
今年は、例年以上にハワイを盛り立てるJAL。HONU就航の影響を最小限に留めたいと、カウンターアタック。
2社の成績がどうなるのか、楽しみです。
ANAもハワイに匹敵する新リゾートを開発すれば、皆に尊敬される存在になるのですが、JALに取って代わることばかり考えているようで残念です。もっとも A380 導入と新リゾート開発をリンクさせては、会社を潰すようなものですね。