今回はキャセイ4発の旅行でしたが、3発目は記事になるようなことがなかったので省略。4つ目のフライトの搭乗記です。ちなみに香港での接続は全く問題なし。
朝支度@ザ・ピア
グッモーニン。
この便は朝早く、ラウンジ飯をとります。旅に不便はつきもの。
こちらのラウンジは5:30から営業しています。朝シャワーも使えますね。
楽ちんなキャセイパシフィックの旅。
搭乗時間にゲートへ向かいます。このフライトについては、ゲートが202と表示されていたスクリーンもありました。あれは何だったのでしょうか。
A333ばかり
紫だちたる雲の細くたなびきたると、機材はこちらA333。今回の旅行ではこの機材ばかり。
それにしてもキャセイばかり停泊している香港国際空港。壮観ですね。もっとも梅のマークも一つ混じっています。
内部も行きと同じ。代わり映えしないなどと文句を言っては罰が当たります。
この空港、非常に混雑しているようで、空いている場所はどこも大型機が整列して停機しています。その島々をぬって滑走路に移動するような感じです。
離陸のための滑走開始まで、20分以上かかるのでついつい眠りに落ちます。一瞬どこにいるかわからなくなります。滑走を始めたら後はスムーズに離陸。
曇り空というより、地表近くまで霞んでいます。視界はともかく、揺れはありません。
機内サービス
シートベルト着用のサインが消えたら、即、飯の準備。これがキャセイ流。客は早くたくさん食べさせて、おとなしくさせた方がその後が楽です。満腹で寝てしまえば、乗務員は仕事が減るので大きなメリット。保安上も都合がよいはず。
ドリンクでスタート。ワゴンでガラガラ運んできます。tea ladyですね。朝の便なのでアルコールはありません。メニューには記載がなく、頼めば持ってきてくれるという運用でしょう。ここでは紅茶にします。
次はカットフルーツ盛り合わせ。ワゴンが通過します。アジアのスタンダード。
パンは駕籠で運んで、プレゼンテーション。チョイスは4種ほどあります。
再びドリンクワゴンの巡回。お茶のお替りをもらいます。
その後はヨーグルトとシリアルのワゴンの登場。スイス製ヨーグルト。
その後が、キャセイ流のホットプレートワゴンです。つまりメニューに載っているホットプレートが現物を見て選択できるというスタイル。本日は2回目の朝食という修行僧のような展開になっているので、一番軽そうな魚を選びました。
これは和風だったようです。中央の俵型白米には、米は細かく刻んだ野菜漬けがまぶしてありますが、漬物が化学調味料たっぷり。これは失敗。
実に盛んにワゴンが巡回した朝食でしたが、1時間ぐらいで終了。後は特に給食サービスは無いというフライトのはず。その何もない時間に対する準備をするためにトイレに行って、戻ってきた頃。
台湾の上を飛んでいます。全体の4分の1を過ぎた頃。
台湾を過ぎると日本の領海を飛ぶことになります。KUL-NRTなどでは、もうゴールが近いと感じるところ。しかし今日の飛ぶ区間はだいぶ東にずれています。まだまだフライトは続きます。
気流による揺れがひどい時間もありましたが、基本的には静かなフライトでした。ギャレーではISMと金服が着席の上延々と話し込んでいたし、HKG-CTSは楽な勤務なのかも知れません。
旅の終わり
着陸準備を予告するキャプテンのアナウンスが入ります。秋田県の北部~青森県の県境付近です。
津軽半島の北部で西に延びている半島。この半島の半島は何という名なのでしょうか。
さて着陸に向けた最終体制です。客室乗務員は一応キャビンを見回ったはずですが、最前列の個人スクリーンは、着陸時の正しい位置だったのでしょうか。
これらのシートは無人だったようですが、少し気になりました。BAのように着陸のショックや離陸の振動で、オーバーヘッドロッカーが開いてしまうよりましですけれど。
夏の北海道。天気は悪くても新鮮な緑。色は濃くなりません。
特にトラブルになるようなこともなくゲートへ。20分の早着。予定より遅く出て、早く帰ってきた旅になりました。
入国も税関も人が並んでおらず、そもそも旅客の動線が非常に短い空港。ものの5分でシャバに出られます。成田の第二ターミナルと比べると天国のような国際線到着。札幌の人がうらやましい瞬間です。他にも羨ましい瞬間はいっぱいありますね、札幌。