バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

AF1822:CDG-MUC ビジネス

格が2ランク違う首都と首都を結ぶ便。とは言っても、Schengen内路線と言うこと以上に、注目すべきことはありません。出発がターミナル 2F なのは、いつものとおり。

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搭乗まで一時間弱。時間つぶしに階下のラウンジへ。

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ヨーロッパ内の都市間移動は、エアライン・客の双方がいろいろな意味でパターン化を進めており、あまり意識しなくても無駄のない動線で動けるようになっています。航空会社の努力のせいというか、労力削減のせいというか、思う壺と言うべきか、立場により表現が変わります。

 

Schengen域内の移動は、理論的には国内移動と変わりません。が、Air France のラウンジは飲食も、雑誌・新聞も、JALANA の国内線ラウンジより充実しています。

 内装デザインが個性的なのはフランス。

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Le Mondeは何をいまさらでした。悪の親玉であることが徐々に明らかになりつつあるというような書きっぷり。メディアは、騒げるネタを途切れなく見つけることが命綱。

 

搭乗開始時にゲートに着くようにラウンジを出ます。窓の外は盟友と言うより、配偶者(パートナー etc.)格の KLM。どちらの航空券で搭乗しても、サービスで区別されることがありません。

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ただサービス自体はどちらも個性が光っており、Air France は Air France だし、KLM は KLM です。乗り比べができるのはメリットですが、そういう意識が働く人は少ないと思います。どちらかの会社を優先する客の方が普通でしょう。日本では日系ばかり使う日本人を揶揄する傾向がありますが、この現象は世界中どこででも見られます。Pechedenferは Air France で航空券を購入しますが、運航が KLM ということは良くあります。それでもフレンドリーに接してもらえるし、気持ちよく移動できることは Air France 運航便と変わりません。

 

一応、搭乗機を記念撮影。A320のようです。

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最近客が減ってきているのか、以前はA320で運航されていた路線がA319、A321だった路線はA320に置き換わっている気がします。エコノミーはそこそこ混雑していますが、ビジネスは空いており、状況はあまり良くないようです。

 

パリ CDG では、Sky Priorityが細分化しました。これは全路線に適用されるようです。

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搭乗順番は最優先(Zone 1)が

ファースト・ビジネスクラス利用者、Ultimate 会員、Club2000会員/Skipper会員

次の優先(Zone 2)が

FBプラチナ、ゴールド会員、ペトロニアム会員、Skyteam エリートプラス会員

です。ここでもプラチナ会員とゴールド会員が一緒にされています。この2つの会員レベルの差は、航空券購入価格に対するマイル加算率の違いと、格安エコノミーでのシート事前指定料金ぐらいです。これだとゴールドで十分と考える客が多くなるのではないでしょうか。もう少しメリハリを付けた方が良い気がします。今後の改革に期待。

 

Air France - KLM では、少数が該当する会員種別が数多くあります。招待制だったり、法人がらみだったりするので、その少数には誰しもがなれるわけではありません。極めて少数の人間が識別され、細かい違いが強調されるのに対して、他の大多数は十羽一絡げ。これは普遍的に存在する人間社会の性質ですが、それが割りと見えてしまうのがヨーロッパ。Ultimateのように区別される側へ誰でもアクセス可能な道が用意されるのも、それらしいと言えばそれらしい現象。顧客層の区別だから事はそれほど深刻ではありませんが、社会全体でも同様で、階級を一段昇るには細く険しい道しかないという例のあれです。日本社会では、区別されない大多数にはこの構造が見えにくいようになっています。日欧どちらの社会のあり方も一長一短。

 

近距離便ですから、特に変わったことはありません。乗務員は決まったことを発声し、決まったものを目視確認し、決まったものを動かすだけ。何も変哲がない中、機内食はお約束ですから記念撮影。

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欧州便の機内食では、メインの皿はパリ発とパリ着の2種しかないようです。パン、サラダ/フルーツ、デザートは何種類か用意されています。ヨーグルトがつくこともあります。


インスタントコーヒーはパリ発、パリ着が関係ありません。お茶を頼むと、白湯とティバッグが出てきます。

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サービスはコスト削減したルーチンになっていますが、ビジネスクラスだと、乗務員は一人一人の客の状況をチェックしています。何回か乗っていると、搭乗時や降機前、個別の事情に関してしばしば声を掛けられることに気づきます。搭乗客の乗継ぎスケジュールは確認しているのが普通で、クリティカルだったり、異常があったり、非典型的だったりするとアドバイスがあります。客の立場では気を使われているという印象を強く持ちます。この辺の仕事ぶりは KLMでも同じです。

 

Air Franceが他のどの航空会社とも違う点と言って良いと思いますが、インテリアに凝りすぎです。このカーテンの色彩感はフランスならではのもの。

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この航空会社には散々な目に遭わされることが多いのですが、良い点も宣伝しておかないと不公平です。

 

さてミュンヘンに到着する頃にはすっかり夕暮れ。

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今日は預入手荷物もすぐ出てきて、問題なし。

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