PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

お土産品

ヨーロッパと言えば、お買い物ですね。物理的に小さくても高価格になりやすいアイテムが多いのがこの地域の特徴。土地に根付いた商品の品質が高く、行く先々で散財するのがこの地域の特徴。まだまだ職人が元気、手作業が元気なのがこの地域の特徴。

 

チョコレート

せっかくだから Elly Seidl のプラリネの詰め合わせ。ドイツ語で書いてあり、雰囲気満点。ご進物用。ミュンヘンでは、1つぶ=1ユーロが目安。

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ちゃんとした箱もありますが、そこまで肩の凝ることはしたくないため、家庭用の詰め合わせで。

 

自分用だったら、カジュアルに瓶詰めもよろしいようです。お茶などにお呼ばれした時にも利用可能なので、行先未定でも買っといて問題なさそう。この重宝しそうなアイテムはBelugaで。

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一瓶10ユーロ弱。グルメ系ではドイツはフランスと違い、すさまじく高いものは例外的です。

 

ワイン

箱入りは初めて見ました。畳んで運ぶ方が、破損しにくいという事実。

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この造り手のワインは、ラベルのイラストが凝っています。版画としての販売はないのでしょうか。

 

中身もまだあります。

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少人数のパーティ用ですね。

 

酒の好みは出身地、年齢、社会階層等で異なり、お里が知れるものですが、その最たるもの。ワイン、日本酒、ビールなどは発酵食品で癖が強く、選ぶものに人の来歴が反映されます。

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もちろん自分用。日本ではなかなか見かけないタイプのワイン。世界の潮流からも外れた味わいなので、輸出にも積極的ではないはず。

 

この瓶は、エールフランスの sac à vomi (直訳は「ゲロ袋」ですが、安全のしおりとともに機内シートポケットに入っている防水加工された紙袋のこと。日本語で何と言いましたっけ?) に入れ、ビニールテープで密封、さらに空港のセキュリティで使う液体物提示用のビニール袋に入れ、ジップロックを閉めても臭いました。

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珍重される食品の臭いは、そもそも強いものだと改めて感心。この種の品は専門店で買わないなら、空港の免税店で十分。ちなみに SALE はイタリアでは塩です。念のため。

 

かばん

安物の旅行用布鞄を購入した話はしましたが、それとは別。少し大きなサイズの書類入れが必要になっているので、これを機に買いました。革がしっかりしていて、手作業が感覚的に伝わってくるという2つの基準で選びました。

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もともと行李や鞄で有名なブランド(e.g. Louis Vuitton)も、異業種から参入したブランド(e.g. Montblanc)も、ポリマーコートしたメンテフリーのソフトな革ばかりです。世界の売れ筋なのでしょう。前者は意地でも独自のデザインに拘るのでまだましですが、後者はどこのブランドなのか、ロゴを見るまで区別がつきません。ロゴがあることで、価格はだいぶ上がり、内容は没個性化するという現実。しかも流れ作業で製造していたり(e.g. Louis Vuitton 2005~)、”made in どこか” だったり(数多くのブランド)、土地に根付いた職人の手仕事なんて、期待するだけ愚か。世の中のこの潮流は本当にばかばかしいので、逆らうことにしました。

 

フレグランス

空港のコンコースを歩いていたら、ワゴンに無造作に入っていて、安売りされている香水類が目に留まりました。買う予定はなかったのですが、テスターで香りを確認、Wifi で Sephora 価格を調べて検討。二品のお買い上げとなりました。

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1つは生産中止になったばかりのようでした。発売は大御所がまだご在命の頃なので結構な昔。このストーリーは使いようで、製品の価値を高める気がします。