PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

小さな話題

豚の日

本日3月1日は豚の日。家畜の豚に関するお祝いらしいので、豚を神として奉る宗教がある訳ではないようです。なお世界で最も豚肉に依存しているだろう中国のお祝いではなく、アメリカ発の文化。

 ハロウィン以降、大型のお祭り輸入がありません。今年から3月1日は、ソーセージ、ベーコン、ハム、豚まんなどを食べてお祝いしましょう。

 

豚の日によせて記事を書きたかったのですが、記事でおちょくれる豚は知り合いにおらず、インスピレーションが湧きません。そこでぜんぜん関係のない小ネタを2つ。

 

エールフランス Frequence Plus 

エールフランスマイレージプログラムだった Frequence Plus。その会員カード。

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2005年にエールフランスと KLM が経営統合した時、マイレージプログラムは統一され、Flying Blue が発足します。上記会員カードの会員番号は、今に至るまでそのまま継承されています。

 JALJAS の統合では、JAL側のマイレージプログラムの名称と会員番号が継承。JASマイレッジサービス会員に変更が強いられました。AF と KLM の統合で AF 側の会員番号は変わらなかったので、KLM 側で調整されたのでしょうか。Flying Dutchman の会員だった知り合いがいますが、会員番号について話をしたことがないので、この辺の事情は分かりません。何が起きたか、もう忘れていると思います。

 

ちなみに Frequence Plus のパスワードは、先方が4桁の数字を指定してきました。変更できません。これはフランスの銀行のキャッシュカード(クレジット機能付き)と同じシステムでした。Flying Blueになっても、しばらくはその番号が使われました。Webサイトで手続きをするようになっても、この暗証番号が有効だったのですが、

暗証番号(4桁)利用 → 画像認証の導入 → 一般的なPWの導入

の順番でセキュリティ強化され、現在に至っています。他社とは強化の順番が逆転しています。

 

飛んでも飛ばなくても、会員になればカードを送ってくれました。

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Flying Blueの改革後は、エントリーレベルの会員(Explorer)カードが廃止されたのではないでしょうか。今となっては古き良き時代です。

 

エーゲ航空も空港ハイヤーサービス

空港ハイヤーサービスでは、共通して客が要求するサービスがあります。その分特化してビジネスを展開しやすいはずです。膨大なノウハウを必要とし、専門に請負う企業が必要というほどではありませんが、独自のブランド名や商品名を用意する程度には特殊なサービスです。

 少なくとも旅行会社のパックツアー商品よりは、差別化のための名称が意味を持ちそうです。

 

エーゲ航空からのおしらせはまさにそのサービスでした。

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Welcome Pickupsと言うサービス。空港から、または空港へのハイヤーサービス。

 

特徴は、

・利用するフライトのスケジュール変更に対応する

・タクシーより高くはならない

・運転手情報が提供される

・空港では出口で客の名前を書いた札をもって待っていてくれる

などです。

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予約するとメールで運転手の顔写真が届くようですね。

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重要なことですが、Miles+Bonus のマイルとは関係ないようです。

 

Flying Blueでも Driving Blue というハイヤーサービスが提携しており、サービス内容はほぼ同じ。ただしFlying Blueのマイルは貯まります。

https://www.www.drivingblue.com/book-a-ride/plan-your-ride

また最近Hertzレンタカーと提携し、Drive U を開始しました。これもマイルが得られます。

https://airfrance.hertzdriveu.com/fr/

 

こうしたハイヤーサービスの利用で得られるマイルは大した数にはなりません。しかしそれがないとマイレージプログラムと提携している意味がないような気がします。マイル乞食云々と言うより、形式的に不備な感じ。

 Welcome Pickups は将来に期待しましょう。