バス代わりの飛行機

Tipps für Flugreisen

観念したエールフランス

経営のことではありません。むしろそっちの方は世界中の航空会社が、健全か不健全かなんて問題にならない事態に陥り、大部分の会社に国家のサポートが入ることがほぼ確実。皆が皆そういう状態では、エールフランスの経営問題なんて一時棚上げ。社会の厳しい視線も消えたも同然です。バランスシートの改善も可能と、今起きている世界秩序の危機は恵みの雨になるかもしれません。アリタリアも状況は同じ。こういう風に、とんでもない不幸が慢性的な問題を改善するのはなんて言うのでしょうか。「災い転じて福となす」とも違うし、「焼け太り」でもないし...。

 

観念したというのは、フライングブルーの上級会員資格の特別な取扱いについてです。会員資格は1年延長されます。以前は資格更新に必要な xp の割引を、更新月を3か月に絞って発表していたはずですから、大きな譲歩。特別処置が上書きされて、ようやく他社並みになりました。

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対象は 2020年3月から2021年2月に xp の積算期間が終わる会員ですから、上級会員全員が対象となります。次の会員年度に必要な xp の積算期間に搭乗実績がなくても、今の会員資格が一年間延長されます。

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さらに特典マイルの失効は、2020年の終わりまでは起きないことになりました。めでたしめでたしですね。

 

ただし xp そのものについては優遇がありません。例えば現在のシルバー会員は、ゴールド会員にならない限り、積算期間終了時に 100 xp を引かれます。ただし残存する xp の最低は0です。現在のゴールド会員はこれが -180 xpになり、プラチナ会員は -300 xp になるだけです。会員レベルが上がる場合には、特に補償ー優遇はありません。

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上級会員はその状態が凍結保存されて、時計だけ前に進むような感じですね。その期間、エーゲ航空が半年、エールフランスが1年。搭乗自体がかなり困難だとは言え、つまらないことこの上ありません。

 やはり日本に住んでいる地の利を生かして、PP と FOP ですかね~。欠航も多いとはいえ、国内線ならそこそこ飛んでるし...なんてことは絶対ありませんから。JALANA も結構頑張っているようですが、情勢が情勢だけにできることは限られます。旅行好きも無節操なことはできません。

 

Pechedenferの場合、無節操なことをやりたくても、飛行機が飛びません。随分前に予約したGWのフライトは全て欠航が決まりました。見事なものです。世界は壊れています。