バス代わりの飛行機

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パンデミック関連のニュース

オクトーバーフェスト

Oktoberfest 2020は中止になっています。ただし関連商品の販売だけは行われています。ビアマグのような毎年変わるコレクター商品などは、欠かすわけにはいかないでしょう。赤字の穴埋めというよりは、ファンへのサービスに見えます。

 

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ドイツビール好きには蛇足だと思いますが、表題の die Wiesn は毎年会場となる Theresienwiese という広大な空地のこと。ミュンヘンでの呼び名です。転じて Oktoberfest のことも指すようになりました。ドイツ文化圏で常識化しているものの、辞書には出ていません。dahoam ( = daheim* のバイエルン語) と同様、現地の言葉がドイツ全土に通じるというパターン。

*:今辞書を調べたら、そもそも daheim 自体が南ドイツの言い回しとなっていました。つまり dahoam のドイツ語化です。それなら家にいることは Hochdeutsch で何と言う?と記憶をスクリーニング。知らぬ間に土地の文化に毒されています。Dahoam is dahoam!

 

ミュンヘン市のサイトもアナウンス。このお祭りに関しては、行っても行かなくても、中止はがっかりですね。世界中に影響力が大きいお祭り。

 

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ちなみにビアマグの販売は以下のサイトで。容量は伝統的(?)な 1 Maß (1 リットル) です。重さは 1,350 g もあります。輸送可能性は調べていません。

Bierkrüge 2020 - Oktoberfestkrug und Wirtekrug - Bier Krüge vom Oktoberfest im Wiesnshop München - Wiesnkrug als Sammlerkrug, Jahreskrug, Festkrug und Sonderkrug

 

こんなサイトを読んでいると、また Fernweh が...。

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マイレージプログラムを切り売りする準備?

マイレージプログラムは、顧客引き留めと利用促進のためにありますが、内容は自社顧客を債権者とする債務です。日本航空は、JALマイレージバンクなどと言っていますが、自社債務バンクですね。

 

ところがマイルはあちこちで流通するようになり、マイレージプログラムの収益性は非常に高くなっているようです。これは航空会社が膨大な中抜きを行っているということに他なりません。特典航空券の供給側のコストに対して、会員の満足度が他に見ないほど解離しているため可能になっていることは明らかです。

 だからマイルは可能な限り高い航空券に替えよという教えになるわけです。とにかく航空会社にとって有利な仕組みになっているので、マイルやポイントを貯め込んでいい気になっていると、金融や消費に関するリテラシーが不足していると笑われることになりかねません。

 

英国版日経 Financial Times が

”US airlines reveal profitability of frequent flyer programmes"

でその話題を取り上げます*。アメリカの航空会社により、自分たちの顧客プログラムがいかに儲かるか明らかにされたというもの。Delta SkyMiles の価値は 260 億 USD。以下記事に掲載されたグラフでは、American AAdvantage が約 230 億 USD、United MileagePlus が約 200 億 USD です。別会社になったり、再統合したりと忙しい Air Canada Aeroplan は 60~70 億 USD。これらはコンサルが行った計算だということには要注意。なお Delta Airlines の時価総額は 207 億 USDでしかありません。

 

このような記事が今出てきたということは、パンデミックで苦境に陥っているアメリカの航空会社が、自社会員プログラムを高値で売りさばこうと工作しているようには思えませんか?

 

*:この新聞社のリンクは直接接続せず、Googleで表題を入力、検索するとつながります。