バス代わりの飛行機

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スターアライアンスのラウンジ入室ポリシーの変更

2月24日にあったイギリスからの頼まれ仕事は10日後が締切。ところが3月4日に催促が来る有様。3月6日に仕上げると返事をしたら「期間延長OK」という趣旨の返事が届きました。(bot ではなく)教育ある生身の人間とのやり取りですが、日数が合わないことは明らか。Brexitグレゴリオ暦停止を伴うとは知らなかったと書いてやろうかと思いましたが止めました。

 

最近のニュースで特に多くの人に関係するのは、スターアライアンス全体でのラウンジ入室ポリシーの変更でしょう。

New guest restrictions coming to United Club, all Star Alliance lounges

ANA、ラウンジ利用基準を変更 上級会員の同行者「同一便」に限定 | FlyTeam ニュース

 

ちなみにエーゲ航空の Miles+Bonus は、このニュースを Update on Star Alliance Lounge Access と題して 1月11日に報じていました。

”We would like to inform our Gold members that they can visit Star Alliance Lounges with a guest of theirs, only if they travel on the same flight, as of 03.05.2021. Until that date, the access is allowed even if Gold members and their partners travel with different flights of Star Alliance. ”

 

現在スターアライアンスのゴールド(*G)会員は、

 

(ラウンジがあるターミナルから)その日のうちに出発するスターアライアンス運航便の搭乗客1名をラウンジに招待

 

できます。これが 5月3日以降は、

 

自分と同じ便で出発する搭乗客1名をラウンジに招待

 

となります。セキュリティ通過後のラウンジの本来の機能を考えると、招待できる人数はともかく、出発を同一便とする新制度の方が筋が通っています。現行制度は特権付与という性格が強い気がします。

 

さてどういう人達にとってサービス低下になるのでしょうか。打ち合わせて空港に集合、別々の便で出発する「同好の士」(e.g. SFC 修行の後輩)は招待できなくなります。FRA で乗り継ぐ旅程を持ち、ANA の機内で意気投合した(やはり FRA 乗継で別の目的地に行く)乗客を FRA のセネターラウンジに招待することができなくなります。空港でナンパに成功してもラウンジお持ち込みはできなくなります。そんなところでしょうか。

 ビジネス利用ではほとんど影響を受けない気がします。

 日本で *G の大多数を占める SFC では、搭乗が少ない会員ほど衝撃が大きいことでしょう。 SFC の価値が下がることを実感していることと思います。実際に国際便をよく利用する人には、サービス低下には違いないけれど理屈は分かるし、仕方ないかという程度だと思います。SFC に頼らず *G 継続する層にはおそらくどうでもよい変更。

 

ただし SFCJGC、あるいはデルタアメックスゴールドとの比較の上では、大きな意味を持ってきます。これらクレカ商品の会員特典付帯の部分に関心が高い層は、当然のことながら航空機利用が多くありません。その結果、自分に関係がある無しに関わらずスペック*で判断します。ワンワールドスカイチームの会員には、スターアライアンスの現行ポリシーが今後も適用されますSFC が見劣りするようになったのではないかと想像します。

*:こういう層は加盟航空会社が多いとか、就航都市が多いとかで三大アライアンスの優劣を議論します。実際に頻繁に飛ぶ人間は、こういう発想はせずマレーシアによく行くならスターアライアンスよりワンワールドという考え方をするようになります。

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念のため付記しますが、

 

・新ポリシーはスターアライアンス・ラウンジだけではなく、スターアライアンス加盟会社全てのラウンジに適用される原則です。

 

・従来通り、ラウンジによって運用に多少の差があるはずです。緩い方に差が生じることを期待するのは無謀です。

 

・ファーストクラス搭乗者については、現在のポリシーは5月3日以降も変わりません。