その日は時間があったので寄り道。ターゲットは永代通りに面した長崎県の路面店、日本橋長崎館です。初めて店内に入りました。まず長崎関連の書物の販売に目を見張りました。書籍は良いものの、それ以外の物品販売は乾物、菓子類、瓶詰など保存がきくモノだらけ。水産加工品は充実しているものの、工芸品は少し。長崎の魅力はこれだけではないはずですが、道府県アンテナショップ*の中では頑張っている方ですかね。
*：東京都心に住むメリットになるかどうか、東京以外の都道府県は都心にアンテナショップを持っています。ほとんどが銀座周辺にあります。徳島・香川トモニ市場（東京交通会館内）のように仲良く隣県で共同出店する場合もあります。これだけなら讃岐男に阿波女ですが、香川県は新橋2丁目に香川・愛媛せとうち旬彩館も出しています。北で阿波女を娶い、南で伊予美人を囲う讃岐男、そんな印象を与えないかと心配です。
これは 50年前の復刻版だそうです。金属製ケース入り。当時の防湿容器？
昭和の新婚旅行ブームでは、土産として各地に持ち帰られたことでしょう。もちろん「我が家」の分もあり、空になった缶は長らく容器として再利用され、愛情の劣化を静かに見届けたはずと妄想が膨らみます。そんなロマンティシズムは別にしても、このケースは昭和レトロなデザインと奇妙な命名（キリシタン銘菓、Cruz＝十字架など）の組み合せが悪くないので、定番にしたらよいのにと思いました。
他には特産レモン関連商品。「特産」はレモンではなくて商品にかかります。長崎県のレモン生産量は大きくないので、ほとんど果実の形で出荷、消費されているのではないかと想像します。
大きく壱岐牛と書いたのぼりが店の前、永代通りに立ててありましたが、店内にそれらしい商品は見つかりません。もしかするとレトルトカレーに関連製品があったかもしれません。鬼鯖鮨や大村寿司がないのは仕方ありません。
ここは観光ブースもあります。移住の相談は窓口の紹介だけですが、茂木町でワーケーションができたらいいかも、なんて妄想も頭をよぎります。
この長崎館はメールマガジンを始めて、イベントを盛んに行い、日持ちしない商品も期間限定で販売すると良いと思いました。HPを見ると今年になってからイベントカレンダーは空です。これは長崎県の予算不足のせいか、担当者の熱意不足のせいか、どちらかの可能性が高いのですが、コロナのせいにするのが大人の対応。それはともかく毎月29日（＝肉の日）は四大「長崎牛」の販売にあてるとか、長崎のプロモーションのためにできることはいくらでもありそうです。
さて前置きが長くなりましたが、本題は BA。エグゼクティブクラブの会員資格が再度延長されました。ただし恩恵にあずかったのは全会員の半分。2021年7月から12月までの間に会員年度が終了する会員のみが対象です。どこかで区切らなくてはならないとはいえ、2022年1月期限の会員はやりきれませんね。
おそらくこれに関連して不満を抱いたゴールド会員が、BA の会員をやめて別のFFP会員になりたいと言っていることが報告されていました。
BA の場合、「腹に据えかねる」となる客はイギリス人が多いようです。日本人が JAL や ANA にしばしば腹を立てるのとは少々違っていて、「縁切り」したいとなることが多く、実際に利用を避けるようになるのでしょう。
今回 Pechedenfer も恩恵に与ることがありません。しかし FFP を変えるほど腹立たしいわけではありません。大声では言えませんが、コロナ騒ぎの終息が遅れることを日々祈るようになったぐらいです。
旅客需要の復調が見通せない状態が夏まで続けば、2022年1月～3月の会員も追加で延長されることでしょう。しかし現時点ではこれは期待薄。と言うのもここに来て UK の航空業界には「明るいニュース」が増えているからです。
Ryanair, Optimistic for Summer, Adds UK Flights – AirlineGeeks.com
Ryanair Lays On Additional Flights To Greece & Within Spain - Simple Flying
Wow: Ryanair Plans 1,800+ Routes For Summer 2021
Latest Summer 2021 plans from the UK Airlines
Jet2holidays boosts summer 2021 capacity after increase in demand | Travel Weekly
「イケイケ」、「ガンガン」、「ノリノリ」です。やれやれ。
