バス代わりの飛行機

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

観光で渡航ができるうらやましい国

飛び回るのはおろか出歩くのも億劫な春の憂鬱。せめて made in Hokkaido で引きこもり消費、旅気分。

f:id:PECHEDENFER:20210518180205j:plain限界もすぐに見えます。「俺は彗星がいい」とか、「今宵は吟風の気分」などと言い出すと、上川大雪でも入手が途端に面倒になります。コメの品種にまで「こだわる方は、現地に来てください」ということのようです。上川大雪はJALの国内線ファーストクラスで知りましたが、モノは彗星の純米大吟醸と吟風の純米大吟醸でした。JAL の日本酒セレクションを軽く見てはいけません。ましては安物のシャンパンなんかに気を取られているようでは、貴重な人生の一時を無駄にしているような気がします。

 

デザートはこちら。

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歌が先か、菓子が先かの長崎物語。長崎の方なら常識的に知っているストーリーなのですかね。

 

さて本題。

 

コロナ制圧の程度は、国によって大きな差が出てきました。ワクチン接種を精力的に進めた結果、新規患者が激減している国もあれば、医療崩壊を起こしている国や地域もあります。いずれにせよ防疫に完了はなく、武漢の感染爆発以前に戻ることはありません。大きな災害と同様、徐々に日常を取り戻し、そしていつしか忘れるというパターンが現実的な展開。

 

受いれ

最近メールが多いエーゲ航空。内容は航空券のセールス。

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このメールは 5月17日 (月) の発信で、ギリシャ行きの航空券が全て 50€ 引きと太っ腹。購入期限が 5月20日 (木) というフラッシュマーケティングです。搭乗期間は 5月17日 (月) から 10月31日 (日) 。今年の夏は完全にカバーされます。

 

これに加えて獲得マイル 2倍のキャンペーンも始めました。相当強力なプロモーションです。こちらは 6月 8日までの予約が対象。

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急き立てられるように連続するプロモーションには背景があります。5月15日 (土)、ギリシャは公式に海外からの訪問者に国境を開きました。これに合わせて行ったに違いありません。

'I'm finally here': Greece formally opens to tourists | Reuters

ワクチン接種済みまたは COVID-19 試験に陰性であることが入国の条件になります。地域間の人の往来も同じ基準が適用されます。

 

先週中に美術館、博物館は再開しています。6月終わりに大部分の人たちのワクチン接種を終えることを期待しているという状況ですから、観光産業の挽回と集団免疫の形成を同時進行していることになります。観光立国とはいえ、リスクを取る姿勢は参考になります。

 

開放第一日目の 5月15日 (土)、ミコノス島を含む南エーゲ海の4つの島は、32便の国際便を受け入れました。現在ギリシャのコロナ禍に関する統計は、感染者 373,881人、死者 11,322人です。国の人口は1,100万人です。

 

送りだし

何事につけ、ギリシャよりイギリスの様子の方が日本には良く伝わります。世界的に注目を浴びやすい国であることに加え、同じ島国、知らず知らずのうちに比較することで記憶に残りやすいようです。

 ご存じの通り、ユーラシア大陸の西に位置する島国はワクチン接種を大胆に進めた結果、新規患者が激減しました。

 

ブリティッシュ・エアウエイズは大きな会社だけあって、居住地によりマーケティングを変えています。イギリス在住の会員は今頃、メールの嵐になっているのではないかと想像します。日本在住の Pechedenfer には航空券購入への誘導は 4月 8日が最後でした。

 そこでウェブサイトの設定を UK 居住に変えて様子を見ます。がらりと変わります。

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今回はポルトガルが目玉。ポルトガル政府も後押しします。日本で喩えると、ハワイへ自由に行けるようになったようなもの。

 

下の方を見ていくと、2019年以前に見られたモードですね。頼もしく、何とも羨ましい限り。

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一般報道は、良いニュースと悪いニュースが一つの記事に散りばめられています。ロックダウンはイングランドウエールズと大部分のスコットランドで大きく緩和され、海外旅行が可能になりました。一方、インドで最初に同定された変異株が国中に広がっており、「政府は注意深い観察を続けており、感染のスピードが上がったら迅速な対策を取る」とボリス・ジョンソンが発言しています。

https://www.bbc.com/news/uk-57136140

 

昨日 5月17日 (月) にイギリスからは12の国への渡航が OK になっています。帰国時に隔離が必要ない国が12もあるのです。具体的なリストは以下の通り。

Portugal (including the Azores and Madeira), Australia, New Zealand, Singapore, Brunei,  Iceland, Faroe Islands, Gibraltar, Falkland Islands, South Georgia and the South Sandwich Islands, St. Helena, Ascension & Tristan da Cunha and Israel.

十分素晴らしいと思うのですが、それでも航空会社とヒースロー空港は不満たらたら。BA の chief executive の John Holland-Kaye は、フランス、ギリシャ、スペインは含まれるべきであり、リストにカリブが含まれなかったことに驚き、失望したと述べています。

Covid green list too cautious, say UK airlines and travel firms | Airline industry | The Guardian

 

為政者の立場では、国民が夏のバカンスをとれるかどうか、(金がない民でも)自由が感じられるかどうかが国全体の士気を左右します。リスクをとっても大胆に進めていくことが重要。イギリスではリーダーらしいリーダーになるか、誰の目にも愚鈍なお飾りになるしかないようです。腹をくくって自分の責任でガンガン国を回していくしかありません。それに比べると大陸東端の島国では...。