アカウント改修工事は終了
ようやく機能が取り戻せたようです。屍のようになっていたログインも、以前の姿に戻りました。
インターフェースの変更を期待していたのですが、見たところ全く変わっていません。何をどうしたくて会員に不自由を強いることになったのか、それでどんなメリットがあったのか、説明があってもおかしくありません。しかし BA のことですから、やらないと思います。またそれで騒ぐような会員もいない気がします。
BA にすっかり飼いならされた Pechedenfer も、気になりません。
突然の改悪?
ところでアンテナの張り方が違う人にはすぐバレるようで、改悪が発見されたようです。おなじみ Dr K 先生です。改悪は、JAL国内線利用に関して。
JAL便の、BAECの加算の感じがなんだか変わっていて、なかなか深い考察が必要になりそうである。
— DRK (@limken21) November 26, 2021
今回の改装で何かがあったんだろう。。。
それにしても新情報を手にするのが早い方です。
Twitter なので整然と説明されているわけではありませんが、
・JAL 国内線は Avios のボーナス(Tier bonus)が加算されなくなった
とのこと。ゴールド会員の搭乗距離100%ボーナスは無くなりました。それ以外に述べられていることは、
・予約クラス一覧では F, J, Y のみが加算対象だが、Aも加算された
・クラス J 予約クラス I も同様
BA のサイトで Earn Avios の項を確認すると確かに「JAL国内線はTier bonuses無し」という記述が加わっています。これは改悪。
一方、国内線の予約クラスはJALに限らず複雑。気になることがいろいろあります。
過去の自分の JAL 国内線利用を調べてみたところ、エクゼクティブクラブの記録では以下の通り。
ファースト:F/E、クラス J:J/I、普通席:A
割引料金では例外はありません。ところが JAL の搭乗券に記載されている運賃種別は、
ファースト:A、クラス J:C or L
です。 JAL の予約クラスは変換されて BA で記録されているのです。このプロセスは告知不要で改悪でき、意外と曲者です。
先進するアメリカ国内線の利用では
エグゼクティブクラブ会員が多いアメリカでは、アメリカン航空国内線ファーストクラスの予約コードは要注意になっていると思われます。LAX-JFK では、予約クラスは A でファーストクラス扱い。
SFO-ORD では、予約クラスは G でエコノミークラス扱い。
エグゼクティブクラブでは、アメリカン航空の国内線と国際線の加算率を区別せず、以下の通りになります。
アメリカン航空でも、国内線は予約クラスとキャビンクラスが一致しません。しかし予約クラスを国際線と区別しないので、結果は明快です。
ついでに「新しい」BA のサイトで確認したところ、アメリカン航空国内線の搭乗では、Tier bonus は以前通り、ブロンズ会員25%、シルバー会員50%、ゴールド会員100%(搭乗距離基準)です。改悪は見つかりません。
JAL 国内線予約クラス A
ところで予約クラス A は、Dr K が
・TPのEconomy(A)はテーブルに記載がないのです。
とご指摘のように、エグゼクティブクラブの一覧表に現れません。JAL 国際線では割引ファーストクラスに当てられています。前にも書きましたが、フライングブルーではJAL 国内線の予約クラス A はエコノミークラスであると宣言されています。
なおこのチャートにもかかわらず、フライングブルーでは JAL 国内線は F, J, Y しか加算されないと青山には言われました。
こうしても見ると、予約クラス A は危なげ。近い将来に懸念されるシナリオはエグゼクティブクラブでも
・割引ファーストクラス(予約クラスA)が加算対象外になる
ことです。もっと悪く、エグゼクティブクラブがフライングブルー並みに
・JAL国内線は F, J, Y のみ加算される
となる可能性すらあります。今後も要注意なJAL国内線予約クラス。
結論
以上、予想や心配事も一緒に並べましたが、それらを除外して現れた事実のみを箇条書きにすると、
・エグゼクティブクラブのシステム改修工事は終了した模様
・JAL 国内線では Avios の Tier bonus がなくなった
・加算される JAL 国内線予約クラスが F, J, Y のみになっているチャートが出現した
・Pechedenferの JAL 国内線利用の経験では、先得、特便の F, J, Y はない
自分自身は12月まで JAL に搭乗する予定がありません。残念。ただし航空券は特便と先得のクラス J なので、少し検証できます。