JAL会員といえば、保守的で落ち着いた方という古典的なステレオタイプがありますが、失礼ながら猛者としか言いようがない方もいらっしゃいます。疫病禍が猖獗を極めるドイツにコンサートが目的で渡航。
クリスマスにはシャンパンで乾杯? - kakifly100mのブログ
JAL 長距離搭乗者、ズービン・メータの○○○○の他、キモ甘総統としての横顔も持つマルチな方です。リスクをモノとともせず、目的のために現地へ向かう。これぞ旅行者の鑑。単純に尊敬します。
その演目は、デジタルコンサートとして日本のファン向けにビデオ公開されました。
デジタル・コンサートホールでは、19日日本時間20時からズービン・メータ指揮ベルリン・フィルの公演を時間差で再配信します。演目はマーラーの交響曲第3番。メータからのメッセージとリハーサル風景をご覧ください。https://t.co/XlLX4Ty2Lh pic.twitter.com/oxxV15yk7X
— ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (@BerlinPhilJapan) December 18, 2021
ベルリンに出かける勇気が無い Pechedenfer も、BA のパジャマ姿にてベルリンの音を楽しめました。この情報のお陰です。お礼申し上げる次第です。
日本向けに放映されることを意識してか、コンサートマスターが樫本大進氏。考えてみれば現在コンサートマスター、第二バイオリン・パートリーダー(伊藤真麗音)、ビオラ・ソリスト(清水直子)が日本人です。第一バイオリンには町田琴和さんも活躍されています。なんだかすごい状態のベルリンフィルの弦。
ビデオを見てしみじみ思ったのですが、ベルリンフィルは時代の名人たちを世界中から集めて独り占めしています。マーラー3番の様にソロやデュオが多い曲だと、それがはっきり表れます。
配信映像は上下とも寝間着で OK という気楽さはありますが、コンサートホールの体験は次元が違います。ビデオだと「俺の Sarah (Willis) だけ映せ!」とか、「私の Janne さま (Saksala) にもっとカメラを向けて!」なんて無理を叫ぶ連中も、ホールならマーラーの曲の間中お目当てのスターを双眼鏡で見つめ続けられます。
さて件のキモ甘総統、夢のような演奏に酔っぱらってしまったのか、疲れが出て Radler で酔っぱらってしまったか、本音がポロリと。
あーん、ぢごくもも先生と夏に全裸で飲みたーい。 pic.twitter.com/6nW6RT4qHK
— 牡蠣フライ (@kakifly100m) 2021年12月17日
クリスマス気分の街で夏の FKK へ思いをはせるとは...。
さてフューラー不在のヤーパン。アプヴェーゼンハイトの間に、島を荒らしに出かけます。北海道は帰国後に御怒りを買うので、西日本でひっそりと。攻略に向かった要塞は、Henri Charpentier 西宮店。デパ地下常連の芦屋ブランドなれど、カフェは芦屋本店、銀座店とここにしかありません。
このカフェの何がすごいかというと、日本酒の聖地、灘の心臓部と言うべき宮水井のごく近くに位置することです。しかも酒蔵通り(錚々たる蔵元が並ぶためそう呼ばれる通り)と札場筋(型式はどうであれ、国道171号の最終ストレッチのような通り)の交差点という、日本酒系の団体が真っ先に目を付けそうな場所。あたりには日本酒関連の博物館が点在しており、大手酒蔵によるイベントも頻繁に行われます。日本酒を中心とした観光地でもあるのです。辛党に支配された土地。
そんな場所に解放的なブティックと工場、併設カフェを構えます。この「ケーキ屋さん」、一体何を考えているのでしょう。
長くなるので、分割します。