罪深いスイーツの話はこっそり続けます。
時計を少し戻します。出発の朝。これからミッションがあるので、ラウンジはスキップ。ハーゲンダッツの記念撮影はなし。
しっかり厚みがある朝焼け。すっかり冬ですね。寒くて嫌になってきます。
せっかくの機会なので、富士山も撮影。
伊丹に到着。まだ8時にもなっていないので、外は寒いはず。
伊丹空港から西宮の札場筋へは、おそらくバスで阪急伊丹駅に出て、伊丹線、神戸線、今津線と阪急を乗り継ぎ、今津駅下車、酒蔵通りを歩くのが旅行者向け。しかし早く着き過ぎてしまうので、時間調整を兼ねてこのバスを使うことにしました。
実は空港内でネット業務をしていたら、8:30 発のこのバスが塩梅よくなった次第。宝塚に行くなら、このバスは早く、安く、空いており、便利です。本数が少ないのが珠に傷。次の便は18:00。
空港を出ると次のバス停は空港一丁目ですが、その次は久代三丁目。初めて乗ると相当距離があるし、いったいどこ?になると思います。そのバス停は、ほぼ川西市と宝塚市との市境にあります。そこから先のバス停はすべて宝塚市内に存在します。宝塚市民のための路線バスでした。
宝塚駅。乗換えでたまに使うものの、駅の外に出たのは、何十年ぶりだか思い出せない太古の昔。動物園が無くなった宝塚に一体何の用事があるというのでしょう。
と、ここまで書いたら、清荒神にお参りに行きたくなってきました。やはり暴言は慎まないといけないと反省。
映画(2011)の舞台になった今津線を「全線」乗車しますが、奇跡は起きません。
今津駅からのんびり歩いても、開店までまだ5分ありました。寒いので先に日本酒の方を先に片付けます。酒の臭いをさせて芦屋のパティスリーに入店できるわけありませんから、日本酒は買うだけ。正月用です。
戻ってきたら、ブティックが混んでいて、喫茶利用も待たされました。朝一番にこの人出。辛党の地でも大繁盛しています。
酒蔵巡りの旦那の運転手として出動する奥方の待機場所か、両刀使いの西宮マダムご用達のオアシスか、そのどちらかだと想像していましたが完全に的外れ。実際には大量購入したり、予約する客が多く、この店での購入が主目的で来ています。確かに171号からも2号からもアクセスはよく、周囲には駐車場が多いのです。地域のスイーツ需要を一手に引き受けている感じです。
ようやく奥へ通され、カフェでは今朝一番の客となりました。中は床までガラスの開放感あふれる空間。ガラス窓の上半分には、最初から日よけがかけられています。
工場併設なので、注文を受けてからケーキを調製するようです。これはとても良い点。クリスマスのケーキは3種ありました。最初からブログ記事にするつもりだったので、写真映えするものを選びました。ブゥル・ドゥ・ノエル という命名です。
Boules de Noël はクリスマスツリーの飾りに使われるボールですね。何となく雰囲気はありますか?手近なところにツリーがあったので、比較してみましょう。
紅茶が良さそうと直感したので、ダージリン。
アクリル板の衝立が邪魔な「至福の時間。」貸し切り状態でした。
追いフィナンシェはなく、これで退散。貪欲にユーハイム本店併設のカフェまで侵攻することもできますが、神戸は(心理的に)遠いし、「ケーキは1日1個まで」にして出直します。
さて東京への帰りは伊丹空港で少し時間があったので、荷物を預けてからダイヤモンドカリーに立ち寄りました。空港で「ダイヤモンド」の文字列を見かけると、ついついあっちの方を想起しますが、ここは料金を払えばサービスが受けられる平和な場所です。
気がつくと、とても大阪っぽいものを頼んでいました。
ラウンジにも食べ物はありますが、大阪にいるのにラウンジで食事を済ますことはありません。改装後の伊丹空港は食がまずまず充実しているので、もったいないことです。
機内ではアメリカンキッズの相手をさせられて、忙しくしていたら羽田に到着。最近、知らない子供が親と離れて隣にあてがわれ、その介助をしていることが増えています。JAL は「隣がよそのガキでも平気な客」というラベルを顧客管理に利用しているのでしょうか。