この時期になると、クリスマスの挨拶があちこちから届きます。
彼らは、季節の挨拶ビデオも作製したようです。
AEGEAN | Buckle Up For The Holiday Season - YouTube
ドイツオペラベルリンも一応挨拶。
このオペラハウスもビデオを作製。
https://video.culturebase.org/w/e/i/h/n/weihnachtsgruss_2021.2021.film.lang_de.sub_en.mp4.mp4
ハンブルグのギフトショップは一年で最も忙しいはずで、ここ一月ぐらい盛んにセールスメールを送ってきました。クリスマスの挨拶も忘れません。
ブリティッシュ・エアウェイズとフライングブルーは、それぞれ Avios とマイルの販売でプロモーション。
クリスマスプレゼントに Avios を贈ることを想定してます。旅行券、商品券を贈る感覚なのでしょう。
キャセイはアンケートを送ってきました。ライフスタイルに関するものです。
JAL もいろいろとキャンペーンを繰り広げますが、普段とあまり変わりません。クリスマスはどこ?と探しても、何も見当たりません。
東洋では、クリスマスは訴求力がありませんね。強力なイベントになるのはやはり欧州。最近は大司教も(大司教区のアカウントが)ツイッター布教しますが、クリスマスは熱の入れようが違います。なおフランス各地のクリスマスミサの時刻を紹介するサイトがありました。
Horaires des veillées et des messes de Noël à Paris et en France - Diocèse de Paris
ミサはフランス語で messe。英単語の mess と時々混同されるのは、ご愛敬。
街に目を向けると、オミクロン株の感染拡大が(おそらく)絶頂。イギリスでは、水曜日の新規感染者が10万人を越え、国内新記録!
Britain exceeds 100,000 daily COVID-19 cases for the first time | Reuters
人口あたりで考えると、日本において一日19万9千人の感染発生があるようなものです。日本の 1,000倍も感染しやすい国、イギリス。
フランスでも、木曜日には過去24時間の感染発生が 9万を越えました。水曜日までの一週間の平均で一日159人も死んでいます。少なくとも彼の国では防疫を止めて良い感染症ではありません。(日本の人口規模だと 297人/日。365倍すれば10万人を越えます。)
どうでも良いけれど、メディアでは COVID は男性名詞として定着しています。Disease = maladie で女性という理屈には無理があったようです。
オミクロン株の感染性は大変高いようですが、今の日本入国管理では、同じフライトに感染者が一人でもいると濃厚接触者になるそうですね。隔離施設が足りなくなると神奈川県知事が懸念を述べましたが、確かにこれは無理がある政策です。
オミクロン濃厚接触者、1日で3500人増…知事「施設足りない」「対応しきれぬ」 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン
国は宿泊業者に金をばらまく口実が欲しいのでしょうか。
市中感染が明らかになったと言っても、日本でのオミクロン株流行は序の口なのでしょう。政策的にガードを甘くしている欧州を見ていると、流行するとどうなるか、だいたいの様子は分かりますね。そして我が身に関係するのはしばらく先の事でしょう。皆様におかれましては、今夕は心静かな時をお過ごしください。