バス代わりの飛行機

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

今年は仏語について

 

vin rouge とか、champagne とか、このブログの酒の話は、とにかくジジ臭いのが特徴。身体の活動が低下した年金生活者のようです。自分でも少しうんざりしてきたので、たまには「外国の」酒に手を出して、そんなに歳ではないことをアピールします。

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ということで、une bouteille de scotch を購入してきました。アルコール度数が高く、食事向けとは言えませんが、おつまみを考えるぐらいなら可能。この品に関していえば fumée が強いので、スモークサーモンや牡蠣の燻製なら良さそうです。

 

この日は探しに行く時間がなかったので、その辺にある一般的なおつまみで対応。そういえばグラスも今風にスコッチ用を揃えるべきでした。

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scotch は金があるオヤジの酒、ビールはそれ以外のオヤジの酒のイメージが強いのですが、vin rouge よりは若返ります。そもそも今日40歳台以下は、アルコール飲料にあまり手を出したがりません。何をとっても年寄り臭さを消すのは困難です。

 

それはそうとせっかくのスコッチ。できるだけスコットランド風に演出して、Bowmore に敬意を払うことにします。ビデオもそんなのを取り出します。

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残念ながら言語設定にゲール語はなく、英語で妥協。ところで Gerard Butlerゲール語がしゃべれるのでしょうか。

 

偶然この日は国際バグパイプの日でした。この記念日の存在を教えてくれたのが、BR-Klassik。この日のためにスペシャルカクテルの作り方を紹介しています。

レシピは簡単。ウィスキーはスコッチで行きましょう。「コルンで代用できますか?」なんて質問をしてはいけません。

 

正面から外国語

このブログをお読み下さる皆さんは、平時から外国語への関心が高いはずです。多くの日本人の意識では、外国語と言えば英語だけで済みますが、Pechedenfer のように性格が悪いのためか、運命のいたずらのためか、様々な言語に翻弄される人生を送る方も少なくないと思います。

 

良くも悪くも言語は身体能力の一種です。時々テストをして、正しく使えるかどうかを知ることは有用。肺活量の測定のようなものです。これは外国語だけではなく、母語でも同じ。最近は手軽にチェックができるウェブサイトがいくらでもあります。空き時間に調べることもでき、良い時代を実感できます。

 

日本語については、昔やったことがありました。

Pechedenfer はどんな人間か - バス代わりの飛行機

今回は仏語に挑戦。

 

仏語テスト結果の公開

とある「語学お勉強サイト」。英仏西独伊蘭日羅の他、プロバンス語の無料教材が提供されます。

Cours et exercices de français gratuits

 

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さてこのサイト、「外国語」と並列する形で仏語の学習コンテンツが整備されています。

 

仏語の Test de niveau、つまりレベルテストは初級レベルでした。特に難しくありません。しかし内容は間違いなく母語話者向け。小学校卒業ぐらいの段階で使えそうなテストです母語話者に発生する難しさを重視して構成されています。

 同音異義語とか、形容詞の一致など、いい加減に覚えていると派手に間違える類の出題が多いのです。動詞については、指定された人称と時制で活用形を書く問題がありました。そこには partager の二人称複数単純過去を問うとか、ちょっと考え難い項目も。単純過去は巷で言われるより頻繁に使う気がしますが、Pechedenfer は三人称以外で使ったことはありません。vouloir の一人称単数条件法現在などという人を喰った問いもありました。(要は文法用語を覚えていることが鍵になります。)

 一方で珍しい活用、特殊な時制を問うようなことはありません。

 

結果はこんなもの。小中学校のレベルとは言え、やはりエラーがありました。

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面白い統計がついています。正答率分布はふた山です。正答率25%未満の層が一番多く、次が 50%~75% の層。外国語としての仏語学習者が最下層を構成し、母語話者と第二、第三言語としての話者が 50~75% のピークを構成するのでしょうか。母数は十分大きいので、実施者に一定の傾向がありそうです。

 

母語話者向けの仏語による仏語テスト。こういうテストでは運用能力は測れません。表現力については、母語話者が圧倒的に強いのは明らかです。そして現代はPCを用いて起稿するのが普通で、ソフトには修正機能があります。同音異義語の使い分けは、日本語の漢字書き取りと同じレベルの話。この実情を忘れてはならないように感じました。

 

自分としては「間違いだらけのメールを書くことはそうそう無いだろう」と安心できたことが唯一の成果でした。