PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

外航の上級会員は試練の時(オマケ)

 

JALANA に限らず、居住地の航空会社の会員は、直前記事のような「居住地周辺と、本拠地の状況の大きな開き」から無縁です。この点ではプログラム利用は安定しており、頭を使わなくて済みますが、ボケそうな感じもします。

 一方で BA のエグゼクティブクラブの会員は、現在の会員年度において BA 4搭乗で工夫するはずです。これは、平時に JAL 国内線で TP を稼ぎやすく、容易にワンワールドエメラルドが達成、維持できるという日本在住者のメリットの裏返しなので、甘受するしかありません。

 

数年前まで、北米三会社のプログラムは人気があり、日本にも United 1K、American Executive Platinum、Delta Platinum 等の会員も結構いたようですが、2015年以降に始まった支払金額の導入によって、上級会員を保つのが著しく困難になったはずです。COVID とは関係なく、これらのプログラムから脱離、別のプログラムの会員になっている方がほとんどだと思います。

 1K と Executive Platinum などと複数プログラムで「最上級」会員などというパターンも珍しくなかったことを考えると、隔世の感があります。

 

フライングブルーは、支払金額制によるマイル、キャビンクラスと距離により設定される xp による上級会員制度へ移行した時、クレカのキャンペーンなどを上手に利用してプラチナ会員になり、毎年更新している方が日本にも大勢いらっしゃるようです。今の状況はやや厳しいとは思いますが、ぜひ乗り切って10年連続更新=ライフタイムプラチナ会員を達成して頂きたいものです。

 

トルコ航空の会員はどうなのでしょう。日本在住なら、恐らく2年に一度の更新を考えていらっしゃるはずなので、会員によって状況がかなり異なる気がします。

 エーゲ航空の会員については、SAS 運航再開未定が逆風。デンマーク人たちは、一体いつ日本に戻って来るのでしょうか。現在シンガポール航空トルコ航空で欧州まで行けます。7月になると ANA も運航を増やします。これらの航空会社に頼るのが正解でしょうね。