到着してセキュリティコントロールなしに出発コンコースへ抜けられました。治安は良好なようです。華々しく商業区域が広がります。
このターミナルは非常に広く、少し歩く覚悟が必要です。カートで運んでもらうサービスもありそうです。
そういえば旧空港も、ターミナルにやたら多くのゲートが設置されていました。そういう構造が好まれる土地柄なのでしょう。
クアラルンプールは露骨にそうですが、ここも樹木と森をデザインの基礎にしたと思われる空港ターミナル。
しばらく歩くと、スカイチームのラウンジがありました。ターミナル内宿泊施設の Yotel も。
トルコ航空のラウンジには、マイルズ&スマイルズラウンジ、ビジネスラウンジがあります。両方巡って違いを確認するほどラウンジ好きではないので、スターアライアンスゴールドのマークを確認して、こちらに落ち着くことにします。
入室チェックは自動改札でした。よく機能しておらず、サイドにある有人カウンターに行く羽目になる客が続出。入室すると、右手にwifiのコードの発券機があり、左手がラウンジの本体。ご自慢のグランドピアノが迎えてくれます。
ここは中二階であり、天井はターミナルの天井です。内装は壁、床、家具ということになりますが、まずまず凝っています。床は無垢材のようでした。
ただし、奥へ向かう途中で何か所かある石造りの壁や柱はフェイク。この壁の内側はキッチンです。
ランチタイムとディナータイムはここで調理して、皿を次々と供給するシステムのようです。まだ早朝なので稼働していません。
結局のところ、ラウンジの評判は食物の量と種類でほとんど決まります。人件費がかからず、食物が豊富な国ではこういう演出は効果的です。
インテリアを気にするのは、残念ながら少数派です。
オフタイムはこういうフードステーションにて、陳列されている食物をセルフサービスで。種類は多くありません。
イスラム教国の航空会社は、子供向けの施設、仕掛けが充実しています。旧イスタンブール空港のトルコ航空ラウンジにも、子供が遊べるような大掛かりなおもちゃが設置されていました。このサーキットは新ラウンジ開業に合わせて揃えたのでしょう。
シートの数は半端ではありません。
いろいろな雰囲気の空間が楽しめるのは、トルコ航空ラウンジの良い所。旧空港でもそうでした。
トイレのバラは本物のようです。こういう点は、個人的には大変評価が高くなります。手を洗いながらも次に何を食べるか考えている客は、気づきもしないことでしょう。
少し本格的に朝食を並べます。テーブルは普通。
再現しやすい配列にして煽ります。SFC を持っていても、イスタンブールでは手も足も出ますまい。
こちらもキッチンです。
皆さんお好きな駐機場の光景が眺められる空間もあります。
ラウンジ=飛行機が見える開放的な空間+飲み放題+食べ放題となっている客が多いのは、残念な傾向。一人一人は全く悪くありませんが、そんな人間ばかりという嗜好の単一化はよろしくありません。
奥まったところにナップエリア。ただし壁が何だか中途半端なつくり。
多くのラウンジでは、ビジネスエリア、ナップエリア、着席エリア、ダイニングが分かれるようにしたいようですが、このラウンジは比較的よく機能しているようです。
こんな着席エリアもあります。
オットマンに見えなくもないテーブル。上に足を載せる行儀の悪い客が出そうです。
ラウンジ内天井もあります。総じていえば、インテリは気に入りました。