PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

Velocity のステータスマッチは米系にならう?

 

ヴァージンオーストラリアがステータスマッチを実施中という話を少し前に記事にしました。

ヴァージンオーストラリアの Velocity でステータスマッチ - バス代わりの飛行機

 

このステータスマッチ、実施期間が明示されていないのが、会員資格提供キャンペーンとしては異例です。しかしながら、

- 対象会員の航空会社を戦略的に抽出

- 3カ月間、中位の会員資格を提供

- その間、本来の資格更新に比べ低基準の搭乗を行ったら、一年間会員資格を延長

ということから、米系航空会社のプログラムが恒常的サービスとして行っているステータスチャレンジと同じになっていることに気がつきました。

 

ヴァージンオーストラリアは米系大手と同じサービスを始めるのでしょうか。米系以外が行うとすると、会員資格に関する新しい潮流。

 

そもそも上級会員の資格は、情緒的なものから数値的なものに変化を遂げてきています。資格基準に支払金額制が導入されてきたため、そういう感覚が強くなったのかもしれません。しかし会員引抜きでさえ、利益拡大を判定基準に最適化できそうな気がします。データサイエンスの発達を考えれば、そういう技術開発は不思議ではありません。

 

航空運送業も技術力の差が問題になるなら、面白くなります。