PECHEDENFERのブログ

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

キャセイのグリーン会員

 

長らくキャセイパシフィック航空の会員プログラムは、無料のアジアマイル(特典マイルをためるプログラム)と入会金が必要なマルコポーロクラブ(上級会員組織)の2本立てでした。これらを合併させるというアナウンスは2021年12月にありました。

キャセイパシフィックのプログラムは統一へ - バス代わりの飛行機

そして新プログラムが遂に発足しました。アナウンスから実施にまで時間がかかり過ぎていますが、COVID-19 による混乱を避けるためわざと遅らせたのだと思います。

 

 

8月19日のお知らせメールの内容は、以下の通り。

"We’re so excited to introduce you to the elevated Cathay membership programme.

  Now with Cathay Pacific, everything you value about membership is brought together in one place. This means it will be easier than ever to explore benefits and rewards, earn miles, and spend them on curated products, meaningful experiences, and life-changing adventures.

  With the easing of COVID-19 entry rules for international arrivals into Hong Kong effective last week, we couldn't be more excited for you soon to discover a world of exclusive rewards and experiences. Here’s what the Cathay membership programme holds for you.

  As a Green member, you’ll be able to unlock exclusive privileges when travelling or shopping with Cathay Pacific."

 

キャセイ会員プログラム」という名前しか見つかりません。たぶん新プログラムの名称は単純にキャセイだと思います。昔はビジネスクラスの愛称でもあったマルコポーロの名も遂に消滅するわけです。

 

個人的な状況を説明すると、Pechedenfer は5年ほど前に勧誘された末、アジアマイルの会員になりました。今回アップグレードしたことになります。何と言っても今までは入会費がかかったグリーン会員になれたのです。しかし今後は入会すれば誰でもなれる平会員。

 マイルを保有するアカウントがワンワールドだけで3つもあるのですが、いろいろとあって整理できません。それなら積極的に活用するのも前向きでよい気がしてきました。特にキャンペーン時は狙い目。

 

プログラムの内容を説明したページへのリンクがありました。

Welcome to Cathay

 

ざっと読みましたが、アジアマイル+マルコポーロクラブの時代から、大きく変わったことはないようです。

 

上級会員資格が飛行マイルからクラブポイントで評価されるようになった時、日本の会員はキャセイから随分逃げたようです。会員資格到達の難易度は搭乗のパターンによってかなり変わりますが、キャセイは大雑把に言って米国三会社や海外在住 JALANA 会員よりは楽、カンタスより難しいと思います。日本在住の場合、JAL 国内線搭乗が比較的高くカウントされる BA がやはり一番楽でしょう。

 

ワクチンを3回接種済みの方なら、9月7日現地出発から出発前のPCR検査陰性が不要となります。円安と燃料高は障害ですが、旅行の日程が狂いにくくなったことは朗報。海外旅行者も増えるでしょう。キャセイも一気に巻き返しを狙わないといけません。

 

今のところ日本発の航空運賃はキャンペーンも控えめですが、そのうち料金は下がってくると思います。為替レートも変わるでしょうし、焦らず待ちますか。