バス代わりの飛行機

Le rayon d'action illimité. D'une véritable ruche bourdonnante.

2年 6月ぶりの成田空港

 

前回成田空港に来たのは2020年 3月。WHOのパンデミック宣言前です。武漢肺炎の急速な広がりでの防疫体制が突然強化される国が相次いでいました。この時は空港についてから旅行を取りやめました。強行していたら大規模欠航のため、しばらく日本に帰ってこられないところでした。

 

2年半はこの空港を初めて利用して以来、最大の空白期間です。再開は鉄道にて第1ターミナルへ到着。かつては外国人旅行客が列をなした JR 窓口も閑散としています。出発階へ向かう通路もこの通り。

人影は一つ。いやはや、連休開始とは思えません。

 

第1ターミナル北ウィング

出発ホールに着いた第一印象は、暗いです。照明をかなり落としています。

 

もちろん人影はほとんど見ず、22時過ぎ?という感じ。羽田の国内線がほぼ復活しているのに対して、成田はパンデミック体制継続中です。

A から F までのチェックインカウンターの柱表示は、すべてスカイチームの表示が出ています。ピーチはスカイチームか?と言われそう。

 

航空会社別のチェックインカウンターの案内のはずですが、案内になっていません。アエロフロートの表示も以前同様にあり、かなり雑な感じです。スカイチームの表示はあちこちに見られます。

 

成田空港の開港以来、国際便の大きな割合を占め、空港を支えてきたノースウエスト航空、後年のデルタ航空は成田から撤退しました。ここは太平洋西側の拠点でしたが、航空機の航続距離が伸びたため、拠点の必要性も様変わりしています。そしてデルタ航空撤退の決定打はパンデミックではなく、羽田発着枠の割り当てです。

 この北ウイングは雑居ターミナルでもよいのですが、相変わらずスカイチーム色にこだわっている気がします。スカイチーム側でこのウィングを支えるのは大韓航空ベトナム航空ですか?

 とはいっても発着はほとんどなく、17時以降でこの通り。なぜかジャカルタ行のガルーダが今日は 2便あります。

 

スカイチーム欧州便の状況は、エールフランスが羽田便デイリー運航を再開、KLM も成田便をデイリーで再開していますが、現在ソウル便と統合中です。つまり KLM は成田-仁川-アムステルダムという運航になっています。10月末からこれら2就航地への便は分離され、成田-アムステルダムは直行になります。

 アリタリアが消えた後、ITA は日本に就航していません。アエロフロートはロシアの侵略戦争のため、就航できなくなっています。

 

チェックインは C カウンターで行われました。オペレーションはスイスポートです。エコノミークラス搭乗客は自動チェックイン機を利用してチェックイン、預入手荷物は Dカウンターへ持っていきます。

 

一方ビジネスクラスは従来通りの有人カウンターで処理。スカイプライオリティ対象者も同様です。

スカイチームの場合、いつも問題になるのはどの会員レベルがサービスの対象になるのか、空港により異なることです。少なくとも成田空港のチェックインは、スカイチームエリート、フライングブルーのシルバー会員もビジネスクラス搭乗客と同じ扱いでした。

ビジネスクラス > エリートプラス > その他

ビジネスクラス+エリートプラス > その他

ビジネスクラス+エリートプラス+エリート > その他

ビジネスクラス+エリートプラス > エリート > その他

などの優先パターンがあり、運用はよく変更されます。

 

なお行先は Schengen エリアでしたが、ワクチン接種証明の提示は要求されません。

 

KLM の指定ラウンジは、スカイチームのサイトでは北ウイングサテライト1の成田プレミアラウンジと案内されています。しかし本日は成田空港が運営する成田トラベルラウンジのクーポン(入場料¥1,220円+アルコールドリンクか食物を一つ無料)と、中央ビル一般エリアのスターバックスのクーポン(2,000円)の選択でした。

成田トラベルラウンジは、出国後のコンコースに沿った通路で営業しています。時間つぶしにはこちらの方が都合よいのですが、スタバで一度に2,000円も利用するのは、めったにない体験。それでスタバ御膳となりました。

”クッキー”で利用金額を調整。88円オーバーしています。これだけを10枚買って、旅のお供にするのも可能です。ラウンジでむんずと食品を持ち出す人間以外には、この選択は使えそうだと思いました。

 

保安検査、出国審査が空いているのはよいことです。自動出国審査機は全停止でした。有人カウンターが一つ開いていて、全員そこを通過します。それでも待ち人ゼロ。あの広いホールに一人だったのです。

 

出国後はおなじみブランドショップストリートですが、今日は全閉店。右を見るとこんな感じ。

 

左を見るとこんな感じ。

地方都市中心部のシャッター通り商店街です。ここに限らず、第1ターミナルの商業施設、飲食店はほとんど営業していません。早く行っても時間をつぶすところがありません。

 

一方、全く未知の世界を観察するのは飽きないものです。出発 2時間前にゲートに着きましたが、搭乗まではあっという間でした。